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2009年10月29日

草樹の縄の講習会 2回目のお知らせ

 好評につき、セノさんの、草樹の縄の綯い方講座第2回目を行います。
寒くなるので、急いで企画しました。

11月8日(日)10時より。実習材料、このはなやの昼食、おやつ&お茶込み4000円です。

電話かメールでお申し込みください。

電話 0266-46-3022 
メール naooz@po11.lcv.ne.jp

2009年10月27日

何年も石で刃を研ぎました。

 畑をトラクターで起こしていたら、ヤンマーのおじさんに「変だ。刃がなくなっていないか」と言われ、見てみたらあらあらすっかり鎌のように細くなっていました。




 農家の常識だったでしょうに、まったく認識なく。このような姿になっていました。石まじりの多い土地では、一年ですり減ってしまうこともあるそうです。この石間にしては、持った方だといわれました。
 上の黒いのが新しい刃、下のが使っていたものです。これじゃあうまく起こせないわけです。「折れてなくてよかった。折れて田んぼに入ると危ない」と言われましたが、危機一髪ですね。




 早速、愛車を修理してもらいました。ちびちびのトラクタですが、強い味方です。人力の足りない、しかし、面積はそこそこの山間地では、選択肢なく機械力が頼りになってしまいました。

 一方で、自然農とか、化石燃料を使わない暮らしを理想と理解しながら、現実の暮らしはかけ離れていてジレンマを感じますが、それもまた「今」として受け入れたいと思っています。

無事脱穀を終えました

 晴天が続いてくれたので、22日に脱穀を終えることができました。始めての機械に緊張気味のゆっこちゃんと、伊那から手伝いに来てくれた石原さんです。

 石原さんはミュージシャンの息子さんも連れて来てくれて、驚くほど仕事がはかどりました。脱穀した日にハザを全部片付け終えて、米の半分を袋詰めできたのは初めてでした。休みが少ないので本当に助かりました。重いお米もほとんど運んでもらい、いやはや感謝感謝の一日でした。

 それにしても、今年は収量が少ない!天候のせいでしょうか。よく出来ているように見えたのですけどね。まあ、無事取り入れができれば上々です。新米の味が楽しみです。

草たち共存

 玉ねぎの床を作る為に畑に行ったら、見事な小さな草たちの絨毯ができていました。ちょっと見るだけで、ハコベ、ナズナ、ハキダメギク、ノボロギク、アカザ、スベリヒユ、ホトケノザなどなど。びっしりと共存している姿が美しくてしばし見とれました。
 草木が伸び、茂る力の象徴が「このはなさくや姫」なのだと聞きました。たゆまなく芽を吹き、伸びる様々な緑に抱かれることのできるこの国は、何と豊かなのでしょう。

 委託販売から初めて、間もなく一年になろうとするこのはなやですが、都合により店名を変える事になりました。名前はまだ無い。なあんてかっこつけている場合ではないんだけど。よい名前があったらご一報ください!

 まあ、言うなれば脱皮でしょうか。って、早すぎるか。中身は相も変わらずでございます。
 

紅葉

 お神明様の大ケヤキの紅葉が始まりました。
今年はお世話になりました。なんだかぐっと身近になりました。いつまでも見守っていてください。

稲刈り二日目

 13日。線路沿いの一反の田圃を刈り終え、山のゆっこちゃん担当の田んぼの稲刈りも、午後には終えることができました。


 午前に終わった明神もちのはざ架け風景です。




 やまのたんぼに移ってまずは昼ごはん。わーい。おなかすいた!




 メニューは栗おこわと根菜のお煮しめ。青菜のごまあえと南瓜コロッケ、車麩のフライ、カラシ菜のおつけもの。



4人もお手伝いが来てくれて余裕なので、ゆっくり頂きました。



 はざ木を運んでいるところです。山の木が生い茂って、昔は山の際まで稲が作れたのですが、今は陽が当らなくなったので半分以下にしています。みどりの大きな草はマコモです。干してお茶にする予定。

 この後ろの山から、このはなやの梁やテーブルにした3本のヒノキと、トイレの腰板になったサワラを伐り出しました。木材に、米に、お茶に、山の恵みそのままに頂いています。その上、気持よく働くうれしさまで。こころより感謝。


稲刈りを始めました。

 12日午後、イベントの翌日で、少々疲れ気味ではありますが、天気の崩れも心配して稲刈りを始めました。
中古で買った古い稲刈り機がカタカタ刈ってくれました。



 この日は、またまたはなちゃんが、今は逗子に転居してしまったけれど、このはなや応援団の三輪さんを連れて半日手伝ってくれました。


 ああ、野良で飲むお茶の、おいしさ楽しさ。




 
もうしまいかけの野菊も咲いてる。


2009年10月18日

至福の時間

 八ヶ岳自然文化園から、はなちゃんが菩提樹の実を取って来てくれました。初めて見ました。なぜか暖かいところの木と思っていたので、標高の高い所にあってびっくりです。

2009年10月14日

八ヶ岳クラフトに出店



 
 八ヶ岳自然文化園のクラフト市に店を出しました。10日、11日の2日間で、130ブースの出店規模。まとまりが良くていい感じのクラフト市です。店の営業は休めないので、友人のはなちゃんと、私の妹の利依さんが売り子さんを代ってくれました。

 売りものは、玄米と雑穀ご飯のおむすび、栗おこわ、五目おこわ、よもぎもち、スコーン、グラハムクッキー。他にうちのコシヒカリ玄米、明神モチもち米、黒米を袋詰めして並べてみました。

 上々のお天気に恵まれて、一日目におむすびが少し残っただけで、翌日は2時頃に完売し、初めての大きなイベント参加がうまく行ってほっとしています。朝から200個のおむすびや80パックのおこわを作りましたが、時間通りにうまくできて自信になりました。冬の間、毎日せっせと直売所などに出荷していた経験があったからできたねえ、と言い合っているところです。





 「どこかで食べた味だと思ったら、店に行って買ったことがあります。」とよもぎもちを食べたお客さまから声をかけられたり、何人もから店に行きましたよ、と言われたそうです。うれしいですねえ。

 店をやりながら出店できるかと、一時は弱気になってやめようかとも思ったのですが、頑張ってやってみてよかったと思っています。

 もう締切を過ぎていたはずですが、出店を受け入れてお世話いただいた実行委員のみなさま、ありがとうございました。そして何より、朝2時過ぎから手伝ってくれて、楽しみながら売ってくれたはなちゃん!それから前日から設営して撤去までしてくれた利依さん、本当にありがとう!!また来年も行けたらいいな。


2009年10月6日

村祭り



 10月第一土曜、日曜は村祭り。初期中山道だった街道沿いには、提灯がかけられます。女所帯のこのはなや、土曜日の夕方に仕事の手を休め、提灯をかけました。夜に火を入れるとなかなかきれいです。

 看板も初めて見る祭りの景色に、ちょっとうれしそうでした。残念ですが忙しくて屋台や長持ちの写真は撮れませんでした。