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2011年12月31日

根源の愛」でこの年のしめくくり




 冬至はわたしめの誕生日でありますが、誕生祝など苦手なので、人にするのは楽しいのですが、自分のはたいがいショボショボ母とこれまた苦手なかぼちゃなどを食すのであります。母も相当ぼけてきておりますので、まあこのしょぼさもいいな、としょぼたのしい、を極める昨今。

 が、今年大切な仲間たちがサプライズパーティー!!ってんで、7時ごろもたもた片づけものをしていたこめはなやになだれ込んできましたです。ゆっこちゃんとはなちゃんが周到に準備していた模様でまったく気づきませんでした。




 
 頂いたプレゼントのランとモモとワタシってんで。

 「ほんとにこのためにわざわざ伊那から来たの?」聞き続けてあきれられましたが。

 私はやっぱり2011年の冬至だったからみんなして集まる必要があったのだと思っています。暖かな女たちのつながりを再確認しました。

 翌日は清明な美しい朝で。それからずっと空気が澄みきって清らかな日が続いているように思います。12月22日から何かが変わった気がする。

 なんだか日々ありがたい。

 一番初めの写真は、うちの看板や食器を作ってくれている木曾の鈴木真美さんが、ゆっこちゃんの結婚祝いにと作って、その日持ってきてくれたものです。
 
 真美さんの隣人、蜂を飼っている明さんちの蜜蝋のほのう。

 なんとも美しくて。

 みんな幸せになりました。

 年の終わりにこれが見れてよかった。

 いつもこの根源の美しさに戻りたい。

 「根源」(もしかしたらちょっとちがったかな)と表現したのは浜田久美子さんでほんとにぴったりだと思う。

 とにもかくにも、大丈夫だね。

 火をともしてゆこう。


駆け足の年末

 12月はほんとに忙しくて。

 報告したかったのですが、

 大豆を叩いてみたら結構豊作でした、とか

 最後に蒔き直した赤カブが小さくて漬けられず、葉っぱつきで初めての漬物に挑戦。



 とか。

 人参、大根、紅芯大根を掘って土に埋めて保存しました。
 大根のはっぱは、さっとゆでて干しました。クッキーにしようかな。
 とか。



 放射能が心配で昆布を探していたら、前々から経理などのお世話になっていた商工会の牛山さんの実家が乾物卸やさんで、お邪魔してすっかり仲良くなり。ラッキー!!
 
 年末に立派な紅白のナンテンを頂きました。とか。



 

 最後に畑のいろいろ野菜の越冬可能なもの、冬菜、ター菜、ルッコラ、ネギ、草間舎の白菜、うちの巻かなかった白菜などをハウスに移して冬の準備をしました。とか。



 毎週の火、水の休みの日は、なぜか天気が良く。
 予定通りにに作業が進んで、からだはしんどいもののこの時期本当に助かりました。(土日は雨が多かったのですが)
 年末におてんとうさまから請求書がくるんでないか、とちょっと心配してしまったほどの恵まれ方でした。
 およよ、冬にどか雪はご勘弁を!


 

2011年12月13日

おもちの注文をお受けします

毎年恒例のお正月用おもちの注文受付です。

案内がすっかり遅くなってしまって、あまり日にちがありませんが。


予約受付は24日締切です。

地方発送は29日。 店頭でのお渡しは30日午前。

伊那市役所駐車場渡しも30日午前中です。

お申し込みは以下へお願いします。

℡、fax 0266-46-3022
e-mail naooz@po11.lcv.ne.jp



こめはなや 2011年末 農産物、加工品価格  (送料別)

○もち(一枚50g程度の切り餅です。Kg単位でもお受けします。 

鏡餅     小 300g 380円
       大 700g 820円

白もち    300g(約6枚)  360円
玄米もち   300g(約6枚)  360円
黒米もち   300g(約6枚)  390円 甘味が増して歯切れの良いもちです。
えびもち   300g(約6枚)  420円  素干しエビ入り
豆もち    300g       390円  青大豆、大豆、赤紫蘇の梅酢漬け入り
高きびもち  300g(約6枚)  420円  ほんのりピンクのおもちです。

○米

混植なかよし米(玄米)  1kg 850円   500g450円
 
 黒米2種、赤米3種を含む18種類の品種を混ぜて種まきし育てました。
 白米に1~2割混ぜ一晩置いて普通に炊けます。玄米に混ぜて炊くともっちりおいしくなります。

黒米    300g  350円(2010年産)

小川さんちのコシヒカリ玄米・白米  2.5㎏真空パック入り どちらも1700円

○その他

きな粉    100g  250円 (自家製青大豆使用)

明さんの蜂蜜 320g 1950円 /560g 3850円(木曽三岳産、日本蜜蜂の赤そばの蜜、美味です)

○焼き菓子

グラハムビスケット9枚   250円 (地粉、全粒粉、ふすま、菜種油、レーズン、ナッツ、自然塩)

パウンドケーキ 15×7㎝ 800円 (地粉、よつばバター、卵、粗糖、牛乳、レーズン、ナッツ)

スコーンおまかせ2個入り  290円 (地粉、よつばバター、粗糖、牛乳、ノンアルミベーキングパウダー、その他ルバーブなどいろいろ)

動物ビスケット 大3枚入り 350円(粉、菜種油、粗糖、自然塩、実そば、ゴマ、かぼちゃ、穀物茶)


○生菓子 (冷凍で発送のため、別途送料がかかります)

手摘みよもぎもち(草餅) 1個 170円

玄米おはぎ  エゴマたれ2個小豆あん1個 の3個セット 400円

酒まんじゅう  おまかせ6個セット 850円


漬けもの、しょうゆは自家用に作ったものを希望によりお分けしています。一般商品ではありませんので、パッケージなどは特別にしていません。ご了承ください。味噌は好評により本年は売り切れました。

○漬物 

大根酢漬    300g  360円 (自然塩、素精糖、米酢、うこん)
木曽赤かぶ酢漬   300g 400円 (自然塩、素精糖、米酢)
大根の粕・味噌漬   300g 400円 (自然塩、小野酒造酒粕、自家製味噌、素精糖)
松本地大根ぬか漬  300g 360円 (自然塩、ぬか、糀、茄子の葉、唐辛子)
野沢菜       300g 360円 (自然塩、酢、醤油、黒砂糖、柿の皮、唐辛子、酒、焼酎)
みょうがとしその実の味噌漬 80g 300円 (自然塩、みそ)

○しょうゆ  手造りしょうゆ 500㏄ 420円 (発酵するためペットボトル入りで

2011年12月8日

どこへ行ってしまったの雀たち



 「ひと・むし・たんぼの会」久野公啓さんの今月の展示「むらすずめ」です。
 躍動感のあるすばらしい写真。
 小さな雀たちも群れになって飛び立つ瞬間は迫力があります。



 久野さんのエッセイですが、読めませんかもしれませんので。




都会でスズメが激減
という話を始めて耳にしてからもう十年がたつだろうか
彼らの営巣に必要な隅間のある建物が減ったからなだという

ならば 昔ながらの家々が建ち並ぶ農村なら大丈夫…
と思っていたが ここ2~3年 その様子がおかしい

冬の間 鳥を見ながら日本各地を巡るのだが
都市部に限らず すずめの大群を見る機会がめっきり少なくなっている

そして我が家でも 異変がはきっりと感じられるようになってしまった
昨冬 庭の餌台にやってきたスズメの数は例年のたった一割ほど
春になっても 夏になっても スズメの賑わいは回復しない
この集落には まだまだ古いタイプの家屋が多いので“住宅難”以外の問題があるはずだ
一番身近な鳥だけに どうにも心配で さびしく日々を過ごしている

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 そうして注意してみると、本当にスズメがいない。今頃から草の実をついばむスズメが目立つようになるのだけれど。雪が降ればいつもの年のようにたくさんくず米を拾いに来てくれるだろうか。

 こんなに寂しいものだと、今まで思ってもみなかった。

 沈黙の春が。そこまで来ているのだろうか。

 アメリカインデアンの酋長が、「最後の生き物がいなくなってしまったときに、人間はさびしくて死んでしまう」と言ったそうだけれど。




2011年12月5日

妙子さんの布とれんこん!



 客席とショップの間にかけてある布を変えたいと、染色、織物をしている米山妙子さんに相談したら、翌日絹の織物を届けてくれました。近々交換の予定です。

 それももちろんうれしかったのですが、なんと自宅の田んぼビオトープで育てたれんこんをお土産に持ってきてくれました。飯島でとれるんだねえ!

 米山さんちでれんこんを取っておいしかった、と話題になって、周囲のハスの花栽培農家もれんこんを掘るようになり、道の駅などに袋詰めされてでるようになったそう。
 
 う、うちでも作りたい! れんこん、れんこん!いいないいな。
 でもきっと冬でも水が入る田んぼでなければできないだろうなあ。あ~あ。

 食べてみたらねっとりおいしく。さらに作りたくなってしまった。ハスの花もいいしねえ・・・・。うらやましいなあ。

よかった。

 

 小川さんちのお米、ことしは豊作の為、店で販売中です。玄米と白米どちらも2.5㎏入りの真空パックで1700円です。

 23年間無農薬無化学肥料で40数枚の田んぼをつくっている稲作専業農家の小川さん。




 とにかくおいしいです。もちもほとんど小川さんちの明神モチを使わせてもらっています。

 10㎏とか30㎏とか欲しい場合は、直接相談してください。20㎏までなら送料500円だそうです。

 ℡、fax 0265-73-7548  小川文昭さん (伊那市みすず)

2011年12月2日

モモちゃん漬け!



 わたしは野沢菜が上手に作れない。
 大きくなると固い、大きくならない・・・いろいろ。だったら近所で堆肥をいっぱい入れておいしい野沢菜を作っているおじさんとこのを取らせてもらおう、というわけでここ数年はお願いして分けてもらっています。柔らかで大きくておいしい。ありがたいことです。

 

 この右端あたりにこめはなやが見える、ちょっと高台に畑があります。子供のころはこの並びにうちの畑があり「ひとひらの畑」と言っていました。いい名前だなあ。ひとひらってどんな意味でつけたのだろう。

 ひとひらの畑はうちの裏の河原でできたような石間でなく、ほっくりとした深くまで柔らかな山の土。ごぼうや長いもを作ってとうちゃんが深ーく穴を掘って収穫してたっけ。

 ジャガイモや大根もここで沢山つくっていた。小学生だったか中学生だったか、兄ちゃんとふたり、ジャガイモを掘りに行かされたことがあった。ぽくぽく掘っていたら突然の夕立が来たっけ。あまりの雨足のひどさに近くの小屋の軒先に避難した。

 谷が白くけぶって、山も青く白く雨の中。きれいだったなあ。
 すがすがしい空気と一緒にあの景色を思い出す。
 雨がやむまで、景色眺めて、ふたり黙っていた。

 おっと、昔の思い出に浸っている場合じゃない、この時期は忙しいんだから。



 ねえねえ、まだあ?飽きちゃったよう。




 はいはい、ってんで漬けましたよ、おおかた80㎏。他に細いのを10㎏ほど切り漬けしました。真っ赤になったわたしめの手が、いかにも農家(えせ)のおばちゃんの手らしくていいねえ。おいしくなーれ!!野沢菜命!!

 あとは若干の味噌漬けなどをすれば、ことしの保存漬けは終了です。ああしんど。