一反の平地の田んぼを、今年は不耕起で去年の株間に植えてみようと、耕さずに一年野積みしておいたワラと、ぬかを蒔きました。そのまま水を入れて田植してみよう、とおもっていたのですが。。。
田んぼの1/4くらいに生えたスズメノテッポウは、水が入れば枯れるのではと楽観していたのですが、ある日心配になって調べてみたら枯れないらしい事が判明。こりゃあイカン。セリも結構あるし、代にするならもう日にちがない、と早朝から水を入れて耕しもせずに無理やり荒代かきしてしまいました。
以来、水面につんつんスズメノテッポウが出て、まるでへたくそな田植をしたような状態で2週間余り。本日植え代をかいてなんとなく普通の田んぼになりました。遅くに生の有機物を入れ込んだ結果になり、湧かないか心配ではあります。
なんで忙しいのに新しいことをやりたくなるかなあ。
いつか実験で一部不耕起で植えてみたら、ものすごく成長が良かったのですよね。
でも、やっぱり長年築きあげてきた代かきの技術が、草を抑えるには非常に優れていると実感しました。最近注目の冬季淡水は、冬に水を入れられる限られた田んぼでしかできないので、そんな田んぼがあればやってみたいものですが。まあ、あるものを生かしてできるだけ省力でやりたい、もんです。