3日、ようやく玉ねぎを植え終わりました。今年は1200本。
紅葉真っ盛りの晴天の中、続いてたかきび刈りも終了。なかなか進みませんが、とりあえず一つ一つ片付くのはうれしいことです。
日中、暖かになったせいかたくさん蝶やトンボたちが飛んでいました。
写真が悪いのですが、田んぼの水たまりに産卵しているアキアカネです。田を起こしてしまうと水たまりができないので、産卵できないのですが、仕事が間に合わない我が家の田んぼはトンボたちのためにはなっているようです。
去年は秋起こしができず、春に起こしたのですが、そのせいかこのところ少なかったヤゴが多くてトンボの羽化も盛んでした。ことしもそうしちゃおうかな。っていうかそうなるんかなー。
畑にいたツマグロヒョウモンの雄です。雌はあでやかできれい。夏の間毎日くらい見かけますが、暖地の蝶で小野ではまだ冬越しは確認できていないそうです。2002年発行の「辰野の蝶」では、最終確認日が11月5日となっていました。
そうすると本当に最後ぐらいだったのでしょう。その夜の強い凍みでもしかしたら死んでしまったかもしれません。たしかにこんなに近寄って写真が撮れるくらいですから、相当弱っていたのかとも後から思いました。
農作業の合間に、小さな生き物たちを見つめること、景色を眺めること、風や光を感ずること。いくつになっても、どんな状況になっても、なんだかこのことだけは永遠に続くような気がしてしまう。