農家のお菓子とごはん「こめはなや」

2011年9月20日

ブナの森に

 9月初めの休日、小野の牛首峠の奥にあるブナの森に案内してもらいました。ここは矢彦神社の神社林です。まえからその存在は聞いていたのですが機会がなく、今回ようやく訪ねることができました。

 2003年だったかと思うですが、うちの山でやっていた山仕事塾「なるには塾」のイベントで、矢彦神社の里山を使わせていただきました。その時の神社総代であった小野藤沢の中村吉光さんと久しぶりに話をした折、何気なくブナ林の話をしたら、快く案内をしてくださることになったというわけ。ゆっこちゃんと享子ちゃんと3人で出かけました。ぴかぴか快晴の最高の日和でした。

 牛首峠を越して木曾谷に少し下りた山の中に、かつて40戸ほどあったという柿崎部落があります。20年ほど前に最後の人たちが里に下りて、廃村になったそうです。何軒もまだ朽ちかけた家がありました。



 一帯は田んぼや畑だったということで、湿地ぽい平たん地があちこちに残っていました。山仕事で生計を立てていたらしいのですが、まあ、なんとこんな山の中でよく暮らしたものだとおもってしまいます。何年か前に行ったタイマグラもこんなところと言えば似ているような気がします。

 この民家のわきで軽トラを降り、歩き始めましたが、当時は里山という感じのところだったのでしょう。途中の沢です。



 栃の木の下に実が落ちていました。昔は中村さんが住んでいる藤沢集落でもトチをさらして食べていたそうです。国道沿いのうちのあたりではそんな話を聞いたことがないので、同じ小野でも暮らしぶりは違ったのでしょう





 いよいよブナ林。一度伐ってしまったということで、あまり太いものは沢山なく、若い林です。ブナの森は光がとおって明るい。ブナの木の幹がまた明るい灰色でとてもきれいな肌なので、全体がとてもきれいです。地面はふっかふか。


 
 根っこがこんなに張っています。



 中村さんが記念にと、細いブナで杖を作ってくれました。



 享子ゼミ



 気持ちいいね





 ギンリョウソウがあちこちに見られました。もののけ姫のコダマみたい。



 この森は、木曾義仲にはじまり矢彦神社の信仰篤かった長年の歴史の最後に、神社の造営のための材を出す場所として賜ったものだそうです。昔は樹齢何百年という木の森だったようですが、皆伐してしまい、たまにびっくりするほどの大きさの切り株を見ることができます。

 この貴重なブナ林も大切に育ててゆけばきっと素晴らしい森になることでしょう。手入れたいね、と言い合いながら帰ってきました。イノチ、洗濯しました!

 帰りにおまけで、中村さんちのむかいの金龍院木崎神社を見学。長くなるのでもう書かないけど、伝説の底なし沼も見た。いいとこです。また改めて。

 そしてもう一つおまけに、最近友達になったしゅうちゃんちの仔牛を見てかえりました。モー満足!!
 かわいいっしょ。



 いやあ、小野っていいとこだよお。と再認識のこの頃です。外々に心が向いてしまうけど、地元足元にいいとこたくさんあります。

 一日ありがとうございました。

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