国道沿いにある母屋の白壁が、ぺろぺろはがれてかっこ悪く気になっていました。木の部分と屋根の一部分も赤茶色で気に入らなかったのですが、思い切って塗り直してもらいました。
ちょっと宿場らしくなったかしらん。
他の家々は多分安政3年の大火事で建て替えたままらしいのですが、うちは30年前に一部改築してしまったので、町並み保存から外れています。ぼろ屋ながらも広ーい土間があって黒光りする大黒柱や板の間があったのですが。今思うともったいないことをしました。
いつもお茶を飲みに来てくださる建築関係の方に壁のことをちょっと相談したら、「ここが気に入って、なにか関われたらいいと思っていたので」と言ってくださり、とんとん拍子で進んであっという間にきれいになりました。
来てくださった職人さんがまた!かしらが80歳になろうというかくしゃくとしたおじさんで、他の方もまあ平均年齢75ぐらいではないかと思われ。あっぱれおじいさん軍団。仕事も早くきれいにやってもらいました。
「今度はこの角に看板を立てなさい」と皆さんに言われて、ハイハイ冬の間に考えますです。
あー楽しかった。こめはなや、本当にひとに恵まれておりまする。