農家のお菓子とごはん「こめはなや」

2012年3月6日

佻さんに会いに行ってきました

 お休みをいただいて、岩手の工藤佻さんに会いに行ってきました。
 佻さんです。



 昨年、シニア起業家として、全国優秀賞を受け東京で受賞と発表を行ったそうです。
ネットでたまたま見かけたブログに記事が載っていました。

http://community.edita.jp/blog_photo_display/m-47a0e209e0931/blog_no-m/photo-4b89cd684e5b8

 この中の「長野から研修に来て起業」というのは、どうやら私のこと・・・だよね、と読みました。

 外観はこんな風。のどかな村の古い農家です。



 左が母屋の向こうに菓子工房(元牛小屋だったそう)、右奥が味噌小屋、手前の土蔵部分は貯蔵庫、写真に入らなかったけど、その手前にもう一つ建物があって弁当許可を取っています。

 初めて訪ねたときはこの庭に薪がゴンと積んであって、みそたき用と言っていましたが風景だけでもしびれました。

 5年前より建物も増築されていたし、作るものも増えていました。佻さんは81歳。驚異の人です。小さくて腰も90度曲がっていて、足も痛そうですが、朝4時から夕方まで動き通しです。

 が、今回は風邪を引いて頭が痛いと最小限に動いてました。なんだか気の毒であんまりいろいろ聞けませんでした。

 

 「豆しとぎ」というお菓子を作っているところです。いつも一緒にやっているツルエさんと二人の仕事です。

 出来上がりは、こんな風。青大豆と砂糖、塩、米粉だけ。素朴な味。おいしい。
黒豆で同じように作ります。





 一泊だけで、ほとんど24時間しかいられませんでしたが、その間に作っていたものは、まめしとぎ、草餅、白もち、米粉のもちあん入り、高キビもちあん入り、きんかもち、あげもち、エゴマだれのやきもち、きゃばもち(柏の葉でくるんで焼いたパウンドケーキみたいなもの)、酒まんじゅう、ヒジキおこわ、赤飯。そうそう鉄の型で直火で焼いた柔らかいせんべい。





 えーと、まだ何か落としているような気がするが。ともかくもすごい品数と量。ほとんど二戸の直売所に出しているそうだけど、まあえらい事です。これだけほぼ二人で作るのですが、

 なんと同時進行で毎日、麹と味噌を作っています。

 量も、3斗の米で糀を作り、40キロの大豆でみそを仕込む。毎日でっせ。

 ほとんど家庭用のコンロ、5口はお菓子つくりの合間を縫って米を蒸すのでフル回転です。

 


 毎日味噌を仕込んでいるおばちゃん。タバコ農家だそう。

 こちらは貯蔵スペース。できた糀、ストッカーはよもぎと糀などでいっぱい。
 左のへやには味噌。







 私が初めて見たときは夏で、約100樽の味噌がありました。一年で売ってしまうのだそうです。個人で1000万は軽く超える小さな加工場。

 シニア企業家、と言いますが、誰でもできるものではありません。「弟子」なんて言ってみたりしますが、とてもとても足元には寄れません。

 舞台で死にたい、なんて俳優さんが言うのを聞いたりしますが、たぶん佻さんもそんな気持ちでいるのではないかと思ってしまいます。


 たくさんの人たちが見学したい、教わりたい、というそうですが、断っていると言っていました。たまたま電話した私を受け入れてくださったのは、どうした神さまのおはからいだったのでしょう。ツルエさんにもほんとうにかわいがってもらって。なんともありがたいことです。

 今年は元気をだして、ひさしぶりに自分で糀を作る気満々。味噌も倍仕込もう!といっても60㎏ぽっち。はれほれ。またまた笑われてしまいます。

 とにかく会えてよかった、行けてよかった。また元気で頑張ります。

 佻さん、ツルエさん、元気でいてね!!

 








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