★ブログではFacebookの投稿を配信しています。最近の投稿はこちら》

2019年9月16日

Hiroomi (Facebookより)

Facebookより

ご自身も被災されながら、全力で被災者支援していらっしゃる高田宏臣さんの、皆さんへのメッセージ。 本当に大事だと思う。自分は何ができるのかと考える。 木と高田さんに感謝。

〜木々が大切にされる社会へ 〜お陰様、の心を〜 南房総富浦にて、被災地救援活動仲間と待ち合わせ。 雨なので今日は屋根には登らず、伐採、片付けなど、安全第一で作業する予定。 救援依頼、たくさんいただいていますが、廻りきれずにすいません。。 順に折り返し連絡します。 木々のない街は今日も風雨を遮るものがなく、風は容赦なく加速する。 今は悲しいかな、木々が大切にされない時代、、本当の木々の見えない働きを知ってほしい。 高木のない街は、台風の時は外は何が飛んでくるか分からない危険な戦場になる。 それを木々だけが、自分が傷を負いながらも黙って受け止めて守ってくれているのだ。 だから昔は、接道ギリギリに高木を植え、屋敷や学校、社寺など、あらゆる施設の境界林、外周林を育ててきたんだ。 本来バランスよく成長する健康な木なら、幹折れはしない。大きな枝も落とさずにしなやかに風をいなして和らげてくれるもの。そんな健気な、木々の見えない働きに感謝し、大切に受け止めてきたかつての日本では、「おかげさま」、という、見えないものにも感謝する心を育ててきた。 それなのに、木々が悪いとか、伐採しなかったのは行政の怠慢とか、接道部分5mは伐採しろとか、そんな論調が予想通り、ネットで拡散されているのを見て、とてもやるせない気持ちになる。 見直さねばならないことは、守ってくれる高木たちが健康に生きられない今の環境のことや、問題ばかりの電線のあり方だろう。 相変わらず人間は、犯人探しが好きなものだ。。。 街に点在する高木群、今、私たちが心向けるべきは、彼らに対して、危険物視ではなく、「守ってくれてありがとう」と、木々に伝えてほしい。 倒木があれば、「健康に生きられない環境にしてしまってごめんね」と、そう言ってほしい。 木々が大切にされる社会になりますように、お陰様の心が社会を満たしますように、、そんな願いを込めて、今日はこれから倒木伐採に廻ります。