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2009年8月27日

正木さんの新刊「蝶文明」そしてwalk 9韓国巡礼へ

 正木高志さんの新刊「蝶文明」が、さんこう社より出版されました。二つの章からなっており、一つは環境問題の解決を先住民の精神に、もう一つは戦争のない世界を作るための方法を、東洋の仏教精神に求めた試みであると説明されています。
 
 私にとってはとりわけ2章の「一つの地球へ」の中で、日本は、朝鮮から勢力戦争にやぶれて渡ってきた百済人がつくった国だという話が、じつにおもしろかったのです。天皇家のルーツも面白い。
 
 確かに「アメリカインデアンが、渡ってきた欧州の人と文化を取りいれて、アメリカを作ったなんて誰もいわないだろう。同じように、戦いをしなかった縄文人は迫害されて、渡来人たちが日本国をつくったのだ」と言われてみれば、納得。

 では、同じ民族の、恨みや復讐の争いが連綿と現在まで続いているということか、と思うと目からウロコの気がするのです。韓国の人達と本当に分かりあい、つながる大切さが平和への第一歩であること、その為には何としても憲法9条を選びとらねば。などなど。私が拙い説明をしてうまく伝わらないといけないので、ぜひぜひ本を読んでいただきたいと思います。

 店でも売っていますが、直接送ってもらう場合は、森林ボランティアグループ「森の声」に、電話でご注文下さい。
電話 0968-27-0212
ファックス 0968-27-0206

 本気で戦争のない世界を作るために、この9月9日から100日間の「韓国巡礼」を始める正木さんには、この道しかないという確信があるし、読んでいて元気になりました。
 
 2007年のWalk9の時は知る人ぞ知る、と言う感じで歩きだしたのですが、今回の韓国巡礼は、全く盛り上がりが違うと感じています。先日届いた案内のフリーペーパーもずしりと存在感のある、また広がりのある力強いものでした。きっと成功して新しい時代の始まりになるだろうと、そんな予感がするものです。

詳しくはHPをご覧ください。 http://www.walk9.net/