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2009年12月24日

豆を唐箕にかけました。



 22日の休日。風がビュービュー吹いて、温度も低かったのですが、日差しが暖かだったので完全防備で豆を唐箕にかけました。これ、私じゃないっすよ。母です、母。唐箕の扱いがうまい、と自慢の母に操作をしてもらい、私は運んだり、もち上げたりの補助です。

 仕事がわかっている人と、片つけてゆく一つひとつは、小気味よいものです。一朝一夕にはできないけれど、体に覚え込ませてゆく動きと、風やお陽さまの温かさ、豆の手触り、バラバラと響く音に五感を預ける気持ちよさ。百姓仕事は気持ちいいなあ、と改めて幸せを感じます。

 例年なら、雑穀をたくさん作るので、12月半ばにそれぞれ叩いてふるいにかけておいたものを、一気に唐箕にかけます。高きび、もちきび、えごま、大豆、青ばた、黒豆、小豆と言った感じで、半日仕事になりますが、今年は近所のおばあちゃんに作ってもらた大豆と青ばただけの、さみしい唐箕初仕事になりました。

 それでも、けっこう大変だったので、来年はどうしようかなあ、と弱気になっているところです。



 大豆です。夏に雨が多くてツルボケ気味だったのにも関わらず、きれいな豆が出来ました。春に味噌を仕込むのと、一年ランチの食材として使います。





 こちらは青ばた、と言われる青大豆です。きなこ用。草が大柄で扱いずらいやつですが、きなこにすると、きれいで甘くてやっぱりこれが一番です。


 さああ、これで使えるか、と思いきや、冬の間に使えない豆と、良い豆を選別しないといけないのですよ。ああ、遙かなり食べ物の道。スーパーで袋に入った安い豆を手に取り、何でできるのこんな値段で・・・・。と・・・。
 それでもまだ、えごまなんかのように、洗わないでいいだけマシかあ。