28日、東京や三重からの仲間と一緒に、今年のしょう油の仕込みをしました。
明科の丸山造醸所に作ってもらった、丸大豆と地元麦の麹に、塩を混ぜる「塩切り麹」を作っているところです。麹の胞子がモウモウろ舞い上がるので、マスク必着です。
「寒いから冬並みに着こんで来て」とくどいほど伝えたので、みんな着膨れ気味。
実は、日曜日のため店は営業しており、お客様は、この店の庭で繰り広げられる怪しい光景を見ながらお食事をされているというわけで。実におかしく、あったかな雰囲気の一日となりました。
よく塩を混ぜたら樽に入れて、水を加えます。水は湧水など美味しいものを使いますが、私たちはお手軽に母屋の浄水器のπウォーターの水を運んで入れています。ちなみにお店の浄水器は、セラミック使用のC1を使っていて、こちらもかなりおいしいのですが、出てくる水の量がπウォーターの方が多くて早いのです。
よく混ぜて、ネットで覆って終了です。暖かなハウスの中において発酵を早めます。これから一か月は週一で天地返しをしなくてはなりません。ここで早く塩を溶かすことで、納豆菌にやられるのを防ぐのです。ここで管理する二樽以外の四樽分は、それぞれの家において管理するためもって帰ります。おおかた終わったころ、雨が降り出しました。
頼母庵で温まりながら、おさらい中。お疲れさま!おいしいおしょうゆ作ろうね!