6月のいまごろの除草の時期に、いつも羽化して楽しませてくれるモートンイトトンボです。
大きさはこれで2センチあるかどうかという、繊細で虹色のグラディエーションが蛍光色に輝いて見える美しいトンボ。今年も会えてうれしい。
この写真は成熟したオスで、メスが全体がきれいな薄い緑いろ。未熟な羽化したての物はオレンジ色をしています。
このトンボは幼虫で冬を越すのだそうです。なので乾燥する田んぼは苦手。湿った畔際で冬越しするといいます。こんな小さなトンボの幼虫ならば、本当にちいさなものでしょう。
これから7月初めに羽化するアカネ類といい、水をいれると出てくるドジョウといい。どれだけの生き物が田んぼでじっと水が入って稲が植えられるのを待っているのでしょうか。
やっぱり、やっぱり。ことしも会えて良かった。嬉しかったよ。また来年も会おうね。