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2010年11月7日

売り始めました

 岩手の佻ばあちゃんは、すっごくたくさんの種類のお菓子を作る私の師匠です。

 すべて伝統的な地元の材料を使って作る素朴なお菓子たち。

 私にとって一番は草もちなのだけれど、二番と言えば酒まんじゅう。
 
 自家製米こうじを使って酒だねを作るのだけれど、忙しいからそれで発酵させるのではなく、ベーキングパウダーを入れてまんじゅうにするのです。それがとってもおいしい。少し甘めの生地に「なおちゃんに」とくるみだけ入れて蒸してくれたその味が忘れられない。

 いつか作りたい・・・と思い続けてもう2年以上たってしまった。

 けど!できました。あの味と同じまんじゅう!うるうる。

 ばあちゃんのまねをして、アルミ箔を切って下に引いて蒸してみました。お米やこうじもそのまま混ぜるせいか、しっとりしてひきがあって、幸せの味。


 現在、私たち好みの甘みや塩だけのプレーン、いろんなあん入り、ネギ味噌などの甘くないものなど、みんなで開発中です。

 14日の虹の市あたりから公開する予定です。

 ぜひ見かけたらご賞味を。がっかりさせませんぜ。

 ただ、一時酒まんじゅうをやりたいと思って、相模原に教えてもらいに行ったことがあり、とっても親切にしていただきました。
 こうじでまんじゅう酒を起こし、大事に発酵させてふんわりした本当の酒まんじゅうを毎日作って練習していた時期もあったのですが、それを専門にするのでなければ、合間仕事では無理と判断したのです。

 相模原の工房「ふっくら」の皆さんは元気にされているかしら。

 簡易的なやりかたして申し訳ないです。せっかく教えていただいたのですが。
 皆さんに認めてもらえるようなまんじゅうをつくってゆきたいとおもっています。