21日、今日が最後のチャンス、高きびの始末をしてしまわねばと取りかかりました。
中古の脱穀機を持ってきてもらっていたので、さっそく取りかかったら思わぬ故障で動きません。もうやれる日がない!
「ゆみちゃん、足踏みでやるよ!」「へええ」と、以前に自然農の田んぼで足踏み脱穀をやって、つらい目にあったというゆみちゃんは腰引け気味。
見て見ぬふりしてどんどん用意して、たかきびおろして脱穀機に。
一人でやると結構つらいけれど、二人なら足踏みが軽くなるので快調に進みます。
左の端っこにももにゃんを入れようと思ったら、肝心の足元が写らず、なにやってるのかよくわからない写真になってしまった。
続いて「豆フルイ」(目の粗い大きなふるい)で葉やら大きなごみを取ります。またまた83歳の母の得意技。さらさらとテンポよくふるってゆきます。
そして仕上げは唐箕です。
体全体を上手に使わないとできない仕事たち。ささやかではありますが、農の技術です。早くやってしまって他の仕事をしようと思っていたのに、機械が使えず、時間はかかったけど久しぶりに雑穀の終い仕事を手でできて楽しかった。
風の送り方、粒の落とし方、おばあちゃんから若い人に技術がつながる大切な時間です。
できた高きび。でもこれから口に入る前には長い道が。
モミすり機にかけて、循環式精米機にこれでもか、というほど長い時間かけ、ちーさくなってしまった高きびにがっかりして、ようやく完成であります。
あ~あ。