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2011年1月12日

ごもっとも

 今週15日(土曜日)松本で上映会を行います。環境に興味ある方必見です。ぜひお出かけください。

 「ミツバチの羽音と地球の回転」は「六ヶ所村ラプソディー」を作った鎌仲ひとみ監督の最新作です。前作では六ヶ所村の核廃棄物再処理工場をテーマに、そこに暮らす人や科学者など様々な人々の言葉とくらしを丁寧に取り上げたものでした。見た人たちには衝撃的であり、しかし、さてどうして行ったらいいものかとの思いも残ったものでした。
 今回の作品は、瀬戸内海の祝島の、海の生き物たちにはホットスポットともいえる大切な場所に原発が作られようとしていて、島の漁師やおばあちゃんたちが28年も体を張って反対してきました。そのくらしに寄り添って見つめる島の映像と、スウェーデンのエネルギーを自給している村が取材されています。

 着実に脱石油、脱原発、自然エネルギーへシフトして持続可能な社会づくりが進んでいる姿に驚きました。

 「どうしたら未来のエネルギーを自分たちで選択し、作り出せるのか。私たちと全く同じ普通の人々の感性と思いが国を超えて交差し、新しいビジョンを描きだす。未来を待たずに、今、未来を作りだす現場がここにある。自然と共振し、エネルギーを生み出すミツバチのような人々の羽音が聞こえる。」(鎌仲ひとみ)

 現状は“仕方がない”のではない、と勇気が出ます。


 松本上映

 松本中央公民館(Mウイング6階)

 第一回上映  10:00~12:15
 第二回上映  13:30~15:45
 トークタイム 16:00~18:00
    鎌仲ひとみ監督、美咲さん(MEGUMI MUSIC)
    飯田哲也さん(NPO法人環境エネルギー政策研究所所長)
 第三回上映  18:30~20:45
   
 聴覚障害者字幕が付きます。
 
 前売り1000円、当日1200円 学生500円、中学生以下無料


 蛇足ながら、こめはなやもおにぎり、焼き菓子など売ります。会場でお会いしましょう。