雪が降って食べ物が得られないようになると、雪かきしたところにまいているくず米目当てでスズメとカシラダカが来るようになりました。
ヒヨドリはたまに一羽、二羽という感じ。
うれしくてせっせと米をまくのですが、雪が解けると全く現れません。
今までとは確かに様子が違います。
全体の数としたら例年の1/3という感じでしょうか。
天気が良く真っ青な空となると、どこへ行ってしまうのか、鳥の影は少なくてさみしくカランとしています。
写真家の久野さんに聞いたら「来るけどよそよそしい。」と。
放射能の影響は鳥と動物に大きいと聞きました。
原発から20キロのところで、ミミズ一キロあたり2万ベクレルというセシウムが検出されたそうですが。内部被ばくさせられたミミズたち、それを食べる動物、鳥たち。
「よそよそしいのは当たり前でしょ!!」と、怒りと悲しみの声が聞こえそうです。
人間はきっと見限られてしまったのだと思う。
沈黙の春、とはこういう事でしょうか。
それでも、やっぱり元気を出して今年も種をまくのだよ。