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2012年6月1日

今年の田植え風景

小野宿市の日程を考慮すると、この日しかない、という22日。雨の予報に前日の夕方から準備を始めて、朝6時から植え始めました。(前夜11時まで今枝棟梁と市のセッティングの打ち合わせでえ・・・)

 ところが思いがけない、ピカピカの青空。ありがたかった!





 人が集まらない、というか集める努力をする余裕がないので、近所の方にお願いして、大きい方の田んぼを機械で植えてもらいました。10年手植えだけでやってきましたが、こういう時の為に箱蒔きしているので、自分の苗が機械植えでどうなるかという興味もありました。

 とても丁寧に植えてもらって、とにかく早いので気持ちが非常に楽でした。きれいには植わりますが、どうしても手と比べると深植えになるのが不満といえば不満。まあ、こうした自由度があるのが大事だなと思った田植えでありました。

 奥の田んぼの方は、ふたり松本から助っ人が来てくれて、午前中に植え終わりました。今年は大量に孵化したオタマジャクシで線が見えなくなるくらいです。迷いましたがやっぱり田んぼをやめずによかった。生き物や草々の豊かな田んぼは、やはり気持ちのよりどころになっています。



 午後から雨になって、雨の中で電柵張り完了。

 田植えが終わり、水口を開けてさーっと水を入れる瞬間はなんともうれしく、安堵というのか満足感と言いうのか、一年でも特にうれしいいくつかの瞬間の一つです。

 あとは水さえ入れれば、おてんとうさまと田んぼが育ててくれるから、安心して預けましょう。