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2012年7月3日
6.29官邸前、大飯原発再稼働抗議デモに参加しました。
「ああ、黙っちゃおれん!行けるときには行こう!私たちのようなものが行かないと10万人にはならない」と前日突然ゆっこちゃんと決めて、行ってきました東京は永田町。それこそすごい人でした。警察は1万5千人とか言ってたけど、笑っちゃいます。いくらなんでももうちょっと近い数字にしないもんですか。まあ、だれも信用してないから同じかとも思うが。
小野宿市いらい、体調すぐれず、写真もアップできないでいるような有様でしたが、今回は黙っていたら容認する事になる、何か行動しなければと思いました。10万人以上の人々が怒りを、願いを叫んでも、大飯原発前でバリケードを張って雨の中無抵抗の抗議をしても、原発は動き出してしまったわけですが、それでもできることをそれぞれにしてゆく事に意味はあると思っています。
福島では4号機のプールがあわや冷却不能に、と言う緊急事態だったそうですが、そのなかで安全確認も(安全であるわけないが)免震棟もない原発が新たに稼働するとは、いったいこの国はどうなっているのかと思う。
これは毎日新聞の一面にのった写真ですが、デモの中心部分でこの中におりました。終わる20分前くらいだったと思うけれど、あまりの人の多さに歩道だけでは危険になり、車道に出て車道を埋め尽くし「原発反対!子供を守れ!」と叫んでいました。
子供連れや仕事帰りの人たち、お年寄り、外国の方がたくさん。犬を抱いた人も何人か見ました。組織だって来ている人はほとんどいない感じで、ごく普通になんとか止めたいという気持ちで集まった人たちだったようです。警察の人も終始丁寧な対応をしていました。
終了の8時の15分前に、警察から終了依頼(圧力?)があったらしく、警察の用意した車か何かの上で、主催者の女性が終了宣言する事態でした。確かに人の中にいた私たちも、将棋倒しになるか、なにか暴動が起きないかと不安になっていた時間でした。主催者もきっとこのまま事故なく終わらせるために必死だったと思う。よく聞こえなかったのですが、「これでも原発は止まらない、続けてゆく」と言っていたように思います。
帰りは相当な混雑が予想されたので、さっさと地下鉄駅に向かって人ごみを分けるように歩いたのですが、まーその人、人、人。どこまでも人が続いて、私たちは終了のあいさつを聞いたのでよかったけれど、みな何が起こったかわからないよねえ、と心配になるほど。
さてさて、今回開始30分遅れでいったのに中心まで行けて、帰りもさっさと帰ってこれたのは、調布の「みさと屋」さんの藤川さんがアドバイスをしてくれたおかげでした。2時に店を閉めて、大急ぎで片づけて、ゆっこちゃん夫婦、私と鈴木ゆう子さんの4人、車でみさと屋さんを目指しました。みさと屋さんはゆっこちゃんが5年間働いた、八百屋&ケータリング&飲食のできる店です。今回は車を預かってくださいました。
藤川さんは店をやりながら原発反対運動を30年ぐらいやっているという、性根の座った活動家です。ゆっこちゃんのいたころも高木仁三郎さんが良く店に来られていたという事でした。
店に着くなり自己紹介する間もなく「とにかく一刻も早く現地に向かってください!」と言われ、「どこへ。どうしたら・・」と「今、それを説明します!○○駅は封鎖される可能性があり、○○はおりても身動きできないかもしれない。有楽町(永田町の間違い)を目指してください。有楽町(永田町の間違い)で地上に出て、人が動いている方にどんどん行って、止まったところが皆さんの今日の活動の場です!どこに行こうと思わないように」
ああ、藤川さん言葉、受けました。そのあたりからもう元気いっぱいになっておりました。デモのグズグズの人ごみの中、後ろから「たちどまらないで歩いてください!歩いてください!ここと決めた人は前に詰めて!」というスタッフの拡声器の声。ここと決めるもんなんだ、今日の活動の場。なんだか深いな。ううむ。
もう一つの名言、藤川さんはいかないのか、との問いに「夕方は弁当の配達があるから、店を休んだら負けだから」ううむ。
みさと屋に帰り着いて、しばし藤川さんと話す。「7月16日に代々木公園で10万人集会するから来てよ、主催してるから。」「月曜日の昼だと、私たちは店があるから休まないと来れないし。」「店休んだら負けだから。」とまた一言。長年活動してきたうえでの言葉。もうちょっといろいろ聞きたい所でした。
藤川さんが、国会前はデモをしても通り過ぎるだけで、立ち止まるなどは今まで考えられなかった。数人で座り込みみたいなことはすることがあっても、今回は全く異例で画期的なことなのだと話してくれました。
また、どんな集会でも扇動、暴動化して、市民運動をつぶしても自分たちの思いで動きたい過激な人たちが混じっているので、主催者は細心の注意をしているのだと聞きました。リュックに石を詰めてきたりするという。デモに参加するのも注意してそのような動きに乗らないようにしないといけないのだと、初めて知りました。確かに、主催者があいさつする間も、大声でシュプレヒコールを叫ぶ人がいて、嫌な感じがしたのですが、そういう事だったかと納得します。しかし、あれだけの人があつまると、ちょっとしたことでも大きなことが起きてしまいそうです。無事にデモが完了してよかった。
まだまだ、これから。これからですね。
自分の暮らし。地に根差した暮らしをコツコツ生きることと、できることは活動する事。
いろんな気づきがあった1日でした。
藤川さん、稲子さんありがとうございました。
小野宿市いらい、体調すぐれず、写真もアップできないでいるような有様でしたが、今回は黙っていたら容認する事になる、何か行動しなければと思いました。10万人以上の人々が怒りを、願いを叫んでも、大飯原発前でバリケードを張って雨の中無抵抗の抗議をしても、原発は動き出してしまったわけですが、それでもできることをそれぞれにしてゆく事に意味はあると思っています。
福島では4号機のプールがあわや冷却不能に、と言う緊急事態だったそうですが、そのなかで安全確認も(安全であるわけないが)免震棟もない原発が新たに稼働するとは、いったいこの国はどうなっているのかと思う。
これは毎日新聞の一面にのった写真ですが、デモの中心部分でこの中におりました。終わる20分前くらいだったと思うけれど、あまりの人の多さに歩道だけでは危険になり、車道に出て車道を埋め尽くし「原発反対!子供を守れ!」と叫んでいました。
子供連れや仕事帰りの人たち、お年寄り、外国の方がたくさん。犬を抱いた人も何人か見ました。組織だって来ている人はほとんどいない感じで、ごく普通になんとか止めたいという気持ちで集まった人たちだったようです。警察の人も終始丁寧な対応をしていました。
終了の8時の15分前に、警察から終了依頼(圧力?)があったらしく、警察の用意した車か何かの上で、主催者の女性が終了宣言する事態でした。確かに人の中にいた私たちも、将棋倒しになるか、なにか暴動が起きないかと不安になっていた時間でした。主催者もきっとこのまま事故なく終わらせるために必死だったと思う。よく聞こえなかったのですが、「これでも原発は止まらない、続けてゆく」と言っていたように思います。
帰りは相当な混雑が予想されたので、さっさと地下鉄駅に向かって人ごみを分けるように歩いたのですが、まーその人、人、人。どこまでも人が続いて、私たちは終了のあいさつを聞いたのでよかったけれど、みな何が起こったかわからないよねえ、と心配になるほど。
さてさて、今回開始30分遅れでいったのに中心まで行けて、帰りもさっさと帰ってこれたのは、調布の「みさと屋」さんの藤川さんがアドバイスをしてくれたおかげでした。2時に店を閉めて、大急ぎで片づけて、ゆっこちゃん夫婦、私と鈴木ゆう子さんの4人、車でみさと屋さんを目指しました。みさと屋さんはゆっこちゃんが5年間働いた、八百屋&ケータリング&飲食のできる店です。今回は車を預かってくださいました。
藤川さんは店をやりながら原発反対運動を30年ぐらいやっているという、性根の座った活動家です。ゆっこちゃんのいたころも高木仁三郎さんが良く店に来られていたという事でした。
店に着くなり自己紹介する間もなく「とにかく一刻も早く現地に向かってください!」と言われ、「どこへ。どうしたら・・」と「今、それを説明します!○○駅は封鎖される可能性があり、○○はおりても身動きできないかもしれない。有楽町(永田町の間違い)を目指してください。有楽町(永田町の間違い)で地上に出て、人が動いている方にどんどん行って、止まったところが皆さんの今日の活動の場です!どこに行こうと思わないように」
ああ、藤川さん言葉、受けました。そのあたりからもう元気いっぱいになっておりました。デモのグズグズの人ごみの中、後ろから「たちどまらないで歩いてください!歩いてください!ここと決めた人は前に詰めて!」というスタッフの拡声器の声。ここと決めるもんなんだ、今日の活動の場。なんだか深いな。ううむ。
もう一つの名言、藤川さんはいかないのか、との問いに「夕方は弁当の配達があるから、店を休んだら負けだから」ううむ。
みさと屋に帰り着いて、しばし藤川さんと話す。「7月16日に代々木公園で10万人集会するから来てよ、主催してるから。」「月曜日の昼だと、私たちは店があるから休まないと来れないし。」「店休んだら負けだから。」とまた一言。長年活動してきたうえでの言葉。もうちょっといろいろ聞きたい所でした。
藤川さんが、国会前はデモをしても通り過ぎるだけで、立ち止まるなどは今まで考えられなかった。数人で座り込みみたいなことはすることがあっても、今回は全く異例で画期的なことなのだと話してくれました。
また、どんな集会でも扇動、暴動化して、市民運動をつぶしても自分たちの思いで動きたい過激な人たちが混じっているので、主催者は細心の注意をしているのだと聞きました。リュックに石を詰めてきたりするという。デモに参加するのも注意してそのような動きに乗らないようにしないといけないのだと、初めて知りました。確かに、主催者があいさつする間も、大声でシュプレヒコールを叫ぶ人がいて、嫌な感じがしたのですが、そういう事だったかと納得します。しかし、あれだけの人があつまると、ちょっとしたことでも大きなことが起きてしまいそうです。無事にデモが完了してよかった。
まだまだ、これから。これからですね。
自分の暮らし。地に根差した暮らしをコツコツ生きることと、できることは活動する事。
いろんな気づきがあった1日でした。
藤川さん、稲子さんありがとうございました。