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2019年10月22日

一週間前のお知らせになってしまいましたが、千葉の高田宏臣さんをお迎えして、ソーラー予定地だったところの森つくりをどうしたらいいか、見てもらうことになりました。 現地は元水田と思われていましたが、地元の人からの聞き取りによると、40年前ころ道路とほぼ同じ高さになるくらいに土砂がいれられているそうで、おおかたヨシと松などの実生木が生えている状態です。 一部、周辺の山からの伏流水が湧いて沼になっているところもあります。 ここをいい状態の林や草地にして、生き物にも人間にも気持ちの良いところにしたいのですが、そのためにはどうすればいいか、という大きな問題があり、その解決に向けての講座です。が、一度話を聞けばどこでも応用できます。 10月28日(月)9:30受付開始 10:00 講座開始 受付場所から少し移動するので50分までには来てください。 昼食をはさんで3時までです。 高田さんは大地の中の空気と水の流れを取り戻すことによって、健康な地上部の森を短期間に作ることを各地で実践指導してこられ、現在引っ張りだこです。 またとない機会ですので、ぜひご参加ください。 あと数名、受付できます。 読みにくいかもしれないので、高田さんからのメッセージをここに貼っておきます。 高田宏臣さんからのメッセージ  現地調査では視点と見方、そして土地の状況を説明します。観察には正しい視点が必要です。それは何も専門分野を学ぶ必要はなく、観察眼を育てれば子供でも見えてきます。そこから環境との対話が始まります。この見方を説明しながら土地の状況をみなの体感に落とし込んでいっていただき、何をすべきか示してゆきます。観察の仕方が見えたら、他の土地でも応用できます。  一度きちんとした視点が持てると、そのあとは各自で発見しながら筋道を立てる、これが大事だと思います。その後、壁があればフォローしますが、自分で感じ、自分たちでできることをする、その繰り返しが大切で、環境だけが改善されるのではなく、かかわる人も一緒に育つ、そのためにはノウハウを聞いてその通りにやる、という世界を超えてゆかねばなりません。  自分でやって自分で感動して、確信を得る。これに勝るものはありません。そこから自然の摂理に気づき、それは不動の悟りになります。僕は単に、一つのきっかけになってくれればうれしいと思っています。よい未来をつくりましょう。


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