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2009年7月21日

またもちびガエル ニホンアマガエル

 田植えからもうすぐ2か月。うちでは稲の苗を育てた浅いプールを片つけられないまんまです。プール育苗は最初のプールつくりが大変ですが、あとは管理が楽で、失敗が少なく病気も出ない、有機農業をするにはとっても良いやり方だと思っています。
 今年はハウスにプールを作ったせいか、苗を育てている間からたくさんのアマガエルたちが、毎夜うるさいほどに鳴いていました。田植えが終わって、さっさと片つけようとしたのですが、ちょっとまてよ、あれほど鳴いていたのだから、もしかして卵を産んでいるかもねと思い。
 わあ、沢山いました。すでに小さなオタマジャクシになって。さあ大変。

 以来、水を切らさないように入れ、ちょっと餌をやってみたり。この頃は暑いので日影を作ったりなんかしちゃって。全部すくって田んぼに入れてやればそれまでなのですが、アマガエルは大人になると水辺を離れて、畑のアブラムシなんかをしっかり食べてくれるので、それを期待し(というか、見ているのも楽しいので)観察しています。
 この頃は続々ちびがえるクンになって、巣だって行っています。まだ尻尾があるチビさんは泳ぎが変で、まるで遭難しているようです。呼吸もえらから肺呼吸になるから、表面をヒョコヒョコ、モタモタ。ビニール張りのプールのふちは、まだ手の吸盤がちゃんと出来ていないらしく、登るのに苦労しているようです。そのせいか時々死んだ小さなカエルが、オタマジャクシの餌食になっているのを見かけました。

 ああ、それにしてもどんな感じなんだろう。突然魚から両生類になる感じって。手が生えて肺に空気が入って陸に上がるって。すごい経験だろうな。脳も変化するのだろうか。