16日。3回目でやっと好天気のしょうゆ絞りとなりました。いつもみぞれや寒風吹き荒れの日で、もう期待していなかったのが良かったのか、カラマツの黄葉が美しい晴れ晴れとした日となりました。
今年も絞り師の岩崎さんに来ていただき、絞り方を教えていただきながらの絞りです。
船からおいしい醤油がきらきらこぼれて。岩崎さんにも「絞りやすいいい醤油」とほめていただき一安心です。きょねんよりさっぱり味な気がしますが、いずれにしてもやはりおいしい。
こんな風にふくろにお湯で薄めたモロミを入れて、重ねて圧をかけます。
絞りあがったしょうゆを釜に入れて、90度に熱してアクをとります。寄ってたかってアクをとているところ。不純物や雑味をのぞく大切な作業です。
このあと、桶に入れて涼しい場所に10日ほど寝かせて澱を鎮め、びん詰となります。
3回目ともなると、それに今年は一日で終わったので、だいぶ気も楽にできるようになりました。そうはいっても一大事なので一仕事終わってほっとしているところです。
火入れ前の生搾りしょうゆがまた絶品で!次の日に頂き物のイカを刺身にして・・・・はぁ、しあわせ。