お月さまにほんわり虹色のかさがかかっていて、なんかいいことあるかな、とおもいつつ田んぼの水を止めに行ったら、会えました!アズマヒキガエル。
両の手のひらでゆっくりと包み込めるような、大柄なカエルfす。そしてのそのそ歩くゆくっくりなとこも素敵!
どこ行くの?
ひかれないかと心配です。
そっと持ち上げて、どこか安全そうなとこに置きたいと思ったけど、思いのほか力強くぴょんと逃げました。
私ごときにどちらがいいと言えない。そのままにして去りました。いてくれるだけでありがたい。
その日、初めてうちの田んぼでツチガエルの鳴き声を聞きました。去年からの実感ですが、小野のツチガエルは生育地を広げているようです。
いてくれるだけでありがたい。
3.11以後、何が良くて何が悪いのか。本当に考えさせられる日が続いています。カエルたちを見たこと、いいのか、悪いのか。なぜ出てきたのか、あるいはただ私は今まで知らないだけなのか。なにも解らない。
ひっそりと暮らしてきたカエルを見たことになんだか動揺している。
田に水を引き続けること、米を作ること、そのことだけをよりどころにしている。
福島や茨城の農家の人たちの痛みをおもうと、何とも言葉になりません。