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2009年8月28日
作ったよ
春は店の開店準備と日々の加工品販売で忙しく、田んぼの仕事以外は全くできませんでした。夏野菜の種まきもできなかったので、2000年にUターンしてきて以来の友人である、草間舎の瀧沢さんから毎週野菜のセットを届けてもらっています。
草間舎とは名ばかりで、瀧沢さんの丹精こめた畑はいつも見事に手入れが行き届き、びっくりするほどきれいなのです。初めて畑を見せてもらったとき、ネットもしてないのにキャベツにモンシロチョウが付いていなくて、ほんとうにびっくりしました。無農薬、無化学肥料で長年研鑽してきてる人の畑は土が違うんだろうと、うなってしまいました。
今日は、メインの「豆腐ステーキ、なすのジンジャーソース」だけは決まっていたのですが、あとは草間舎の野菜セットを見てから決めようなんて、いい加減。
数軒先の小野酒造で働いている松本さんが、親切にいつも瀧沢さんちからセットを運んできてくれるのですが(ああ、ほんとにありがとうございます!!)箱を開けるのがドキドキ楽しみです。
おお、きょうは南瓜が入っている、とか、オクラ、だったりツルムラサキだったリ。甘ーいトウモロコシやトマトは定番です。家庭用ならたぶん量が少なめで種類が多いのかもしれません。
さあ、どうしましょう。結果、こんな風になりました。
ニンニクを効かせたなすの甘辛ソースにしょうがのすりおろしをたっぷり入れ、カリッと焼いた豆腐にかけます。細切りのしそを乗せ香りをさらにプラス。付け合わせに草間舎のおいしいトマトとうちのスライス玉ねぎ、みょうが、ルコラをしょうゆドレッシングで。
小鉢は南瓜を見て作りたくなって、南瓜サラダにしました。畑のきゅうり、ジャガイモ、草間舎のいんげん、野間農場の茹で卵。南瓜の甘みがうれしいおいしいサラダになりました。
味噌汁はツルムラサキ入り。つけものは去年漬けた夏回しのぬか漬けたくあんに、きゅうりのぬか漬け。箸休めはもちろん甘いトウモロコシです。
毎週、少しずつ変化する草間舎の野菜たち。おかげで自分の畑のように変化し、季節の移ろいを感ずることができます。本当にありがとう。箱を前に頭をひねる楽しさもありがとう。これからもよろしく!!
草間舎の野菜セット、取り寄せできます。電話は0265-78-5190 瀧沢さんそっくりの、しっかりして端正な野菜が届きます。おいしいっすよ!!
2009年8月27日
正木さんの新刊「蝶文明」そしてwalk 9韓国巡礼へ
正木高志さんの新刊「蝶文明」が、さんこう社より出版されました。二つの章からなっており、一つは環境問題の解決を先住民の精神に、もう一つは戦争のない世界を作るための方法を、東洋の仏教精神に求めた試みであると説明されています。
私にとってはとりわけ2章の「一つの地球へ」の中で、日本は、朝鮮から勢力戦争にやぶれて渡ってきた百済人がつくった国だという話が、じつにおもしろかったのです。天皇家のルーツも面白い。
確かに「アメリカインデアンが、渡ってきた欧州の人と文化を取りいれて、アメリカを作ったなんて誰もいわないだろう。同じように、戦いをしなかった縄文人は迫害されて、渡来人たちが日本国をつくったのだ」と言われてみれば、納得。
では、同じ民族の、恨みや復讐の争いが連綿と現在まで続いているということか、と思うと目からウロコの気がするのです。韓国の人達と本当に分かりあい、つながる大切さが平和への第一歩であること、その為には何としても憲法9条を選びとらねば。などなど。私が拙い説明をしてうまく伝わらないといけないので、ぜひぜひ本を読んでいただきたいと思います。
店でも売っていますが、直接送ってもらう場合は、森林ボランティアグループ「森の声」に、電話でご注文下さい。
電話 0968-27-0212
ファックス 0968-27-0206
本気で戦争のない世界を作るために、この9月9日から100日間の「韓国巡礼」を始める正木さんには、この道しかないという確信があるし、読んでいて元気になりました。
2007年のWalk9の時は知る人ぞ知る、と言う感じで歩きだしたのですが、今回の韓国巡礼は、全く盛り上がりが違うと感じています。先日届いた案内のフリーペーパーもずしりと存在感のある、また広がりのある力強いものでした。きっと成功して新しい時代の始まりになるだろうと、そんな予感がするものです。
詳しくはHPをご覧ください。 http://www.walk9.net/
私にとってはとりわけ2章の「一つの地球へ」の中で、日本は、朝鮮から勢力戦争にやぶれて渡ってきた百済人がつくった国だという話が、じつにおもしろかったのです。天皇家のルーツも面白い。
確かに「アメリカインデアンが、渡ってきた欧州の人と文化を取りいれて、アメリカを作ったなんて誰もいわないだろう。同じように、戦いをしなかった縄文人は迫害されて、渡来人たちが日本国をつくったのだ」と言われてみれば、納得。
では、同じ民族の、恨みや復讐の争いが連綿と現在まで続いているということか、と思うと目からウロコの気がするのです。韓国の人達と本当に分かりあい、つながる大切さが平和への第一歩であること、その為には何としても憲法9条を選びとらねば。などなど。私が拙い説明をしてうまく伝わらないといけないので、ぜひぜひ本を読んでいただきたいと思います。
店でも売っていますが、直接送ってもらう場合は、森林ボランティアグループ「森の声」に、電話でご注文下さい。
電話 0968-27-0212
ファックス 0968-27-0206
本気で戦争のない世界を作るために、この9月9日から100日間の「韓国巡礼」を始める正木さんには、この道しかないという確信があるし、読んでいて元気になりました。
2007年のWalk9の時は知る人ぞ知る、と言う感じで歩きだしたのですが、今回の韓国巡礼は、全く盛り上がりが違うと感じています。先日届いた案内のフリーペーパーもずしりと存在感のある、また広がりのある力強いものでした。きっと成功して新しい時代の始まりになるだろうと、そんな予感がするものです。
詳しくはHPをご覧ください。 http://www.walk9.net/
2009年8月26日
大麦脱穀
ももにゃんと、大麦を脱穀しました。脱穀、と言っても、今年はこぼれ種で勝手に育ったものを干しておいただけなので、ほんの少しです。
沢山作った時は友人から動力の脱穀機を借り、少ない時は足踏み式の脱穀機に、えっちら登場いただくのですが、今回はたたき棒で叩いて、ふるいにかけました。
蔵の軒先で、秋めいた風に吹かれながらトントンやるのはなかなか楽しい仕事です。「なんだか久しぶりに、のんびりした仕事でいいねえ」と言い合ったものです。去年のもちキビたたき以来かなあ。
この頃、水曜日は農作業日にしています。この日は白菜の鉢上げと、陰干ししていたジャガイモをそれぞれにコンテナに入れて地下のムロに収め。大麦を叩いてから、いっぱいになってしまった生ゴミのコンポストを移動しました。
そうそう、ようやく稲苗のプールを撤去して、ビニールを洗いました。もう稲刈りも近いのですが。さいごに残ったオタマジャクシ2匹は、店の玄関前の石をくりぬいた水場に放してやりました。先客のメダカ2匹とは、うまく共存しているようです。
2匹のうち、1匹はは本当に大きくて、顔もなかなかふてぶてしく、(オタマジャクシではありますが)ナマズのような顔つきです。うまく写真が取れたらブログデビューしてもらいましょう。
こんな小さな水場です。ホテイアオイの繁殖力のすごさにはびっくりしました。時々ひと固まりずつ撤去しないといっぱいになってしまいそうです。メダカのおかげでぼうふらがわかず、いつもきれいに保たれています。
この日は、ねぎや種まき用の床に、去年作ったたい肥を入れて土を寄せていたら陽が暮れてきました。いろいろ出来て満足満足。晩ご飯に味がのってきたトマトを頂き、また満足な一日でありました。
2009年8月25日
2009年8月20日
稲穂が出そろいました
例年より1週間ほど遅い感じですが、稲穂が出そろいました。右側は明神モチという種類で、ノギが白くて長いのが特徴です。モミは少し赤くなりますが、中は白く、味の良い米です。背が高く、倒れやすいので、すっかり栽培されなくなりましたが、昔から上伊那で作られていた品種です。
左はコシヒカリ。一日に、一、二回通る3両列車がたまたま通りました。
かなりいい出来です。過去最高に省力栽培したのに。えらい!ありがとう!
手前から、黒米、コシヒカリ、明神モチです。
田んぼはいろんな種類のクモがいっぱいです。これまた、ありがとうクモたち。この穂は黒米でした。
2009年8月19日
子供のための初めての器
看板や湯飲みを作ってくれた、鈴木真美さんの作品です。店で売っています。並べたら、早速、一本しかなかった木のかわいいスプーンが売れてしまいました。写真が取れずに残念です。
ほんとにかわいくて、ワイルドな2人の子供たちを持つ真美さんの、子供へのやさしいまなざしが感じられるような器です。「食べ終わるとにこにこお顔が見えるようお。。」
ほんとにかわいくて、ワイルドな2人の子供たちを持つ真美さんの、子供へのやさしいまなざしが感じられるような器です。「食べ終わるとにこにこお顔が見えるようお。。」
2009年8月18日
ウスバキトンボ
暑くなったと思ったら、もう秋の気配。朝の畑に出てみたら、ウスバキトンボがすいすい飛んでいました。店にいる時間が多いのは確かですが、いつから飛んでいたのか、全然気が付きいませんでした。
こんな写真じゃあわからん、て、ごもっともです。が。このトンボ、高い所をツィーツィーと気持ちよく飛び、ときどきクイッと方向を変えるトンボなのです。なかなか止まってくれません。
この飛び方と、大柄な黄色のからだで、なれると一目でウスバキトンボと分かります。九州などでは赤とんぼといえばこのトンボのことをさすのだそうです。熊本でも、夏の初めころから、窓の外の楠の公園のあたりに、いっぱいに群れて飛んでいました。長野県のアキアカネになれていた私は、なんでこんなに早く赤とんぼがいるのか、といぶかしく思ったものです。
このウスバキトンボ。じつは東南アジアなどから渡りをしてくるトンボだったのです。だから早くに大挙してやって来ていたのですね。産卵から羽化までとても速くて、日本の田んぼで産卵、羽化をしながら北海道まで北上してゆくのだそうです。うちの田んぼの、ぬるみと言われる稲を植えてないところで、ヤゴを毎年見ることができます。
でも、日本で越冬できず、みんな死んでしまうといいます。すごいなあ、と思う。毎年、毎年。いつか環境が変わって生息できる日のために、渡り続けているのでしょうか。
ではこの写真のどこかにもいるはず・・・だけど見えない、朝の景色です。一両の赤い電車が通る鉄橋と、手前の大きな栗の木はお隣さんの木、その前のこんもりした刈り込みの中に、うちの守り神さまのほこらがあります。涼しいピカピカの朝でした。
こんな写真じゃあわからん、て、ごもっともです。が。このトンボ、高い所をツィーツィーと気持ちよく飛び、ときどきクイッと方向を変えるトンボなのです。なかなか止まってくれません。
この飛び方と、大柄な黄色のからだで、なれると一目でウスバキトンボと分かります。九州などでは赤とんぼといえばこのトンボのことをさすのだそうです。熊本でも、夏の初めころから、窓の外の楠の公園のあたりに、いっぱいに群れて飛んでいました。長野県のアキアカネになれていた私は、なんでこんなに早く赤とんぼがいるのか、といぶかしく思ったものです。
このウスバキトンボ。じつは東南アジアなどから渡りをしてくるトンボだったのです。だから早くに大挙してやって来ていたのですね。産卵から羽化までとても速くて、日本の田んぼで産卵、羽化をしながら北海道まで北上してゆくのだそうです。うちの田んぼの、ぬるみと言われる稲を植えてないところで、ヤゴを毎年見ることができます。
でも、日本で越冬できず、みんな死んでしまうといいます。すごいなあ、と思う。毎年、毎年。いつか環境が変わって生息できる日のために、渡り続けているのでしょうか。
ではこの写真のどこかにもいるはず・・・だけど見えない、朝の景色です。一両の赤い電車が通る鉄橋と、手前の大きな栗の木はお隣さんの木、その前のこんもりした刈り込みの中に、うちの守り神さまのほこらがあります。涼しいピカピカの朝でした。
2009年8月16日
冷房を初めて入れました
西日があたる玄関にヨシズを立てていれば、風が良く通るこのはなや、なんとか冷房なしで8月13日まで過ごしました。が、しかし、この暑さ。とうとう冷房を入れました。
それにしても、雨と寒い夏だった。に、してもよ!長野は涼しい!!と改めて思いました。熊本のコンクリートの町中のビルの2階、うだるような厨房で1日過ごして、帰った家の熱帯夜。ああ、ほんに暑かった。
長野の夏は天国だ。ほんとに。(この写真は休日に撮ったので、ヨシズで入店拒否しているわけではありません。)
それにしても、雨と寒い夏だった。に、してもよ!長野は涼しい!!と改めて思いました。熊本のコンクリートの町中のビルの2階、うだるような厨房で1日過ごして、帰った家の熱帯夜。ああ、ほんに暑かった。
長野の夏は天国だ。ほんとに。(この写真は休日に撮ったので、ヨシズで入店拒否しているわけではありません。)
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