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2010年4月28日

洞さんの水仙

水仙が大好きで収集、栽培している洞さんから、今年も花束を頂きました。水仙は種類によって咲く時期が違うので、「今咲いているのを20種くらい一本ずつ」と。はああ~きれいです。はなやかで酔いそう。
 全部で40種ぐらい植えているそうです。一昨年御宅にお邪魔して頂いて植えた珍しい5種類位は、今年少し咲きました。バラのような花が咲きます。ありがとうございました。
 

チューリップこうべ垂れ




 4月24日、お向かいのお屋敷の桜がほぼ満開になり、チューリップも咲き始めました。去年より10日以上遅い感じです。


 それにしても朝の寒さ。薄氷が張り、チューリップはこうべを垂れて寒さに耐えています。





 なにを思っているのでしょうか。
 
 細胞の水分も凍る寒さを、どうしのいで昼は明るくシャッキリと光ることができるのでしょうか。

 寒さを察知して、水分を根に戻していたりするのかな。

 植物の強さに驚くこのごろ。

2010年4月27日

正木高志トークライブ2010

 4月19日、一年ぶりに正木高志さんにトークライブをして頂きました。



 
 いつものようにまず歌から。







 20人が耳と心を澄ませて聞きました。

 友人3人と、少し遅れて参加してくれたサヨコオトナラのオトさんが、正木さんの歌にギターをつけてくれました。素敵でした。





 終わってからみんなで食事です。人数が多いので、テーブルとイスを出して、床に座布団の初めてのこめはなイベントバージョン。この日参加してくれた海老原よしえさん、kuriのおふたりなどミュージシャンによる心にしみる歌声で、夜が楽しく更けてゆきました。




 さて、お話の内容ですが、韓国を100日歩いたウォークについて、また、自然と自分との関係をどうとらえるか、どう向き合うかをインドの非二元論の立場から解りやすく話してもらいました。「仏性」こそが大切である事。またスピリチュアルと言ったときに陥りやすい間違いもせつめいしてもらいました。

 通してのテーマは、いかに戦争のない平和な世界をつくるかであり、その道筋についてです。韓国を歩き通したことで、その道に確信を持ったと。韓国の人々と交流することが一番大切と。

 韓国と日本が市民レベルで和解したら、韓国と北朝鮮との壁が取り払われる、東アジアから平和が始まる。そのために、と色々なプロジェクトが始まっているそうです。

 わくわくしました。希望を感じました。

 私の感想などでは、イマイチ伝わらないし、不備でありますから、以下長いですが正木さんのブログからプロジェクトの一つ「リッコーホ」に関する文章をそのまま転記します。詳しくは正木さんのHPをご覧ください。


http://masakitakashi.com/archives/diary/


4月15日



春の芽吹きとともにリッコーホ・プロジェクトが動きだしました。
ただいまホームページ作成中です。

「リッコーホ」は「みどりの1000人リッコーホ」の略称です。

2011年春に統一地方議会選挙がおこなわれます。全国の市町村議会の議員選挙です。
リッコーホは、1000人のみどりのハートをもつ若者たちに立候補してもらい、「みどりのお母さん」を募って全国的に大応援しようというプロジェクトです。


ある日、妻と阿蘇の深い山奥の細道を通りがかったときのことでした。
道の両側からぼうぼうとススキの生い茂るなかを、ゆっくりと車を走らせていたら、一匹のキツネが目の前を横切ってゆきました。
あっ、キツネ!
そっと車をとめて通り過ぎた方を見ると、キツネはススキの茂みのなかで振り返ってこちらを見ています。
あれ、何してるんだろう?
何か、言ってるみたいね。
目がとても悲しそうでした。
何かを訴えるように、じっとこっちを見ています。
目を合わせたまま、私たちはしばらく向き合っていました。
どうしたんだろう。
ねえ、もしかしたら道路ができるんじゃないかしら、ほら、あの途中までできていた道路が・・と妻がいいました。
それから間もなく、ほんとうに道路工事がはじまりました。そこは阿蘇山の山奥の奥に残されていた自然の王国で、私たちが大好きな場所だったのです。
大切な場所が奪われた悲しい出来事でした。


メディアのニュースにもならないそんな小さな自然破壊が全国の津々浦々で進んでいます。森が壊され、小川に蓋がかぶせられ、沼が埋め立てられ、護岸工事され・・鳥も虫も、魚もカエルもみんな住処を追われています。生まれ故郷の砂浜に戻ってきた海亀たちはいったいどこに卵を産めばよいのでしょう。そんな海亀の母さんや遊び場を追われたキツネの子どもたちの悲しみや嘆きが響きわたっています。それを感じていっしょに涙をながし、生き物たちのために何かしたいと思っている多くの人たちの願いと、声なき声を結びつなげて、これ以上の環境破壊を止めたい、自然をよみがえらせたいとリッコーホ・プロジェクトを立ち上げました。
行政に頼んだって、業者に抗議したって、だれも破壊を止めてはくれない。それならすべての生きものたちの嘆きと私たちの小さな涙をいっぱい集めて、みどりのネットワークをつくり、自分たちでほんとうに破壊をやめさせることのできる文化と仕組みをつくろうではありませんか。

2007年の春から夏にかけて、私は島根県の出雲から青森県の六ヶ所村まで、海の平和を祈って原発のならぶ海辺を巡礼しました。驚いたことに、その3ヶ月間に出くわしたヘビがたったの2匹だったのです。信じられますか?自然界で何かたいへんな異変が起きているのです。海は護岸工事とテトラポットだらけになり、自然のままの砂浜はもうほとんどありませんでした。
それはちょうど前回の統一地方議会選挙のときのことで、そのときに政治を無視できないことに気づいたのです。なぜって、自然破壊工事のほとんどが国や県や市町村の議会を通じてなされているのですから。それを止めるには、止めたいと願う人たちが、計画案が議会で可決されるまえに止めなければなりません。そうしなければ止まらないし、そうすればきっと止まるはずです。


「リッコーホ」は「みどりの党」とどこが違うのかって、よく訊かれます。

私はリッコーホを政治運動と考えていません。
政治性をそなえたみどりのカルチャー・クリエイティヴ(文化運動)です。
7世代先の子供たちのことを考える文化は、政治から顔をそむけるわけにはいきません。

私たちは政党ではありません。
イデオロギーの旗を山に立ててそこに意識の高い人たちが集まって政党がつくられるのであるとするならば、私たちが考えているのは、平地や盆地に暮らすフツーの人たちが、ただ「みどり」の思いと願いだけで結ばれてつながる、政治的ネットワークです。前者を男性的な政治とすれば、後者は女性的な井戸端会議です。女性として、男性型の「みどりの党」とは、互いに助け合い補い合う関係が築けたらステキだなと思っています。

立候補する人も、投票する人も、意識が低くったっていいのです。
意識の高い専門家の政治じゃなくて、むしろ意識の低い人たちのする政治こそ大切だと思います。なぜなら、意識の低い人の方が、高い人たちよりダンゼン多いから、うんとたくさんの眠っていた票を掘り起こすことができるはずです。
当選したら、議会に提案される議題をチェックして、問題ありそうな計画があれば専門家でつくるチームにメールで相談してくれればいい。そこで話し合って環境破壊の危険があるとわかったら、全国ネットで署名を集め、議会を通過する前にストップをかけるのです。だからほんとうにだれでも議員になれます。
私自身、政治オンチで、意識は低い方だと思います。正直に言うとこれまでは、投票したって状況はあまり変わらないと思っていました。票が活かされる可能性が感じられなかったのです。だから思うのです、私たちの投票がほんとうに活かされるシクミが大切だって。それが地方議会であり、1000人リッコーホなのです。

はじめ私はこれを、「意識の低い政治」ってよぼうかなと考えていたのですよ(笑)。だけどそれではあんまりだから、今は「アンビエントな政治」と語っています。
ほら、60年代のボブ・ディランや70年代のボブ・マーリーみたいなメッセージ性の強い音楽にたいして、80年代にアンビエント・ミュージックとよばれるジャンルが生まれたでしょう。水のせせらぎや、雨の音や、風の吹くような、あるのかないのか目立たないけれど、心をやさしくつつんでくれる空間音楽、あるいは環境音楽。
そんな、参加するとみどりの意識につつまれて、やすらぎ、あたたかく、安心できて楽しくなる心地よい政治、って可能ではないでしょうか。
だれでも気楽に、ホームウエアやスリッパで参加できる当たり前の政治です。投票にゆき、あるいはリッコーホするだけで自然破壊をとめることができるなら、こんな体にも心にもやさしい政治はありません。


大切なのは投票にゆくみどりのココロ。
その気持ちを活用できる選挙のシクミ。
結びつながるみどりのネットワーク、
アンビエント・ポリティックス

選挙運動では全国一斉に植林をしましょう!
口べたでも、引っこみ思案でもかまいません。
それならゴミ拾いや海岸の清掃をしましょう。

森を追われ、川を追われ、海が埋められて泣きじゃくっている生きものたちの、緑色の涙をいっぱいあつめて、これ以上の自然破壊を止めましょう。
素朴で素直な気持ちで気楽に気軽にリッコーホしよう。投票しよう。
大勢でリッコーホして、大勢で投票すれば、きっと大勢のみどりの議員が生まれるよ。

ええじゃないか ええじゃないか リッコーホ!






 

2010年4月18日

かわいかったよぉ。



 ただでさえ気が張って、細心の注意を払う籾蒔きの日。

 朝から一緒に作業をしてくれた花ちゃんが、私の「昨日の夜は、種まきの算段と、煙突掃除しなきゃあ、と考えて眼がさえちゃった。」という話を聞き。

 3時にようやく片付け終わった籾蒔きいろいろ。早朝からの緊張もゆるみ、ほれ~~っとしている私に、

 「さあ、煙突掃除しようか!」

 「え、煙突掃除?これから?そ、そりゃ、やり始めれば大したことなさそうだけど。。」

 って、初めての煙突掃除。

 手作りで煙突を作ってくれた人に電話して、外し方聞いて。。。




 
 おいら、高くて不安定なとこ苦手なんだよお。でも、ここは傾斜が緩いから登れるけどさあ。ってへっぴり腰。
 
 ボトーッっと真っ黒な煤が落ちるし、てっぺんからはタールの塊がボロンボロン。





 最後はストーブの中から大量の真っ黒な煤が。

 顔が煤で真っ黒て笑われるし。

 でも、はなちゃんもさああ、わたしもさああ、

 またしても「自分でできます!」が増えちゃったぜい。

 ああ、かわいくない。



2010年4月17日

四月17日 雪


 思いがけない四月の雪。






 もうすぐ咲きそうなチューリップも雪の羽衣をまとい“白雪姫”


 でも、やっぱすぐ融けた。

 助かった。

 でも最後にしてね。こんな雪。

たかきび桜もち

 たかきびもちがバージョンアップ。

 桜の香りで、ほんとにおいしい。

 でも、気分次第で作ったり、作らなかったり。

 ご予約ください。

 すんません。

2010年4月15日

籾蒔き



 いよいよ籾蒔きです。1昼夜ほど30度くらいのお湯に浸して、ぽっちりと芽を出し始めた籾を均一にまきます。

 うちは苗箱に蒔いてプールで育苗しています。手植えするので、こんな風にしなくてもよいのですが、いずれ忙しかったりして機械で植えねばならないこともあるだろうと、機械にも使える苗を作り続けようと思っているのです。

 それだけでなく、やはり管理の手間が省けるのが一番の理由かなあ。いろいろ失敗もしましたが、この頃は要点だけ抑えれば、かなりいい苗ができるようになってきました。

 民間稲作研究所から出ている。精密播種機を使って極薄蒔きに蒔いて、プールに並べて水を掛けます。そのあと太陽シートという太陽光線をはねかえす銀ぎらシートを掛けて、ハウスをどんなに天気の良い日でも締め切って置いておくと、きれいに芽がでそろってくれます。土は花巻酵素と言うところの出している、完全有機肥料の入った土を使っています。





 なあんて書くと楽ちんな感じ、ですけど、水かけすぎて芽がちっとも出なかったり、シートを取った後の手の入れ方が悪かったり、ああ、ほんとにいろいろ悩みました。悩んだ分、いろいろ試した分、稲の気持ちがすこーしずつわかってくるのかもしれません。

 苗を育てるのは楽しい。

 結果はどうあれ、育てている今がたのしい、良い仕事。

 毎年種蒔きは気を使う仕事なのですが、それより前にプールを作るのが、私にとっては大仕事でした。大きなペットボトルに細いビニールチューブをつないだ、手製の水平機(中に水を入れます)を使って、水平に水糸を張り、それに合わせて枠を作るのですが。

 壁塗りと野良仕事は好きですが、大工仕事と縫物が苦手なわたくしにとっては、この枠づくりは時間がかかって気が重いのです。その上去年は店が忙しく、見かねた今枝棟梁が、プールをつくてくれました。ほんにうれしすぎて、思わず“泣いた赤おに”(え、赤かったっけ?)になってしまった。

 ことしも気軽に「いいよ、プールつくってやるよ」と言って、パッパと作ってくれました。稲作りをやリ続ける大変さを知っている大工さんに、店を作ってもらって良かった。プールはもちろんうれしいけど、こうした同じものを大切にしている人だから、私たちの気持ちにピッタリの店ができたんだと改めて思います。

 さてさて、無事に種蒔き終わり、とにかく種を土に預けてほっとしています。芽が出る日が楽しみだなあ。






2010年4月13日

*おめでとうございます。*

 昨年の4月10日。プレオープンで、親戚の方々を招待しました。
 その時にいとこからラン(名前をしらないの。ニコニコ村長さん、名前と世話の仕方を教えてください。)を頂きました。

 寒い小野で、なんとか冬を越し、なんとちょうど一年目の10日に、ぱっちりと花を開いてくれました。

 うれしいね。うれしいね。ありがと。

2010年4月10日

すごい量だね~



 7日、朝5時半から30キロの大豆を炊き始めました。時折小雨がしとしと降って、簡単なさし掛けをかけての作業となりました。山が霧でしっとりけぶって、ひとり火を焚くのも気持ち良いひとときです。



 やっと沸騰したところ。おっとととう!




 12時過ぎに火を引き、家族友人が来て、にぎやかな味噌作業が始まりました。
 
 まずは年代物の機械で味噌を摺りつぶします。いつから使っているのかわからないものですが、メイド・イン・フィラデルフィア(もちろん英語で)の刻印がされているミートチョッパーです。 
 きいこきいこ、ひと回しごとに揺れる機械は、人数さえいれば楽しい作業。



 塩と米こうじを混ぜたものをつぶした煮大豆にまぜ、よく混ぜ合わせ、空気を抜いた玉を作って樽に詰める準備です。ごく普通の簡単なやり方ですが、かなりおいしい味噌ができます。



 これからしっかり重石をして、2年か3年寝かせます。
 ちょいと先ではありますが、確かなくらしを支える食べ物作りです。
 毎回洗って、乾かして、油を塗ってしまう機械や釜たち。
 つなげてきた時間や、人のつながりや、大地の恵みがあるから
 また、今年も仕込むことができたお味噌。

 また来年も、早朝の東の山々に手を合わせ、味噌炊きの釜に火を入れることができますように。
 同じ釜の味噌を、たくさんの方々においしく食べて頂けますように。



 

2010年4月8日

こめはなやで、アロマテラピー教室が始まります!

 松本在住の鈴木優子さんによる、「くらしに役立つアロマテラピー入門編」の講座を月一回開催することになりました。

 優子さんは以前「生活の木」に在籍していたことがあり、アロマに詳しいのはもちろんですが、人への接し方のコーチングができるなど、さまざまな能力をもった素敵な女性です。 
 単にアロマテラピーを体験する、と言うだけにとどまらない展開になりそうで、私たちスタッフもとても楽しみにしています。

 第一回目は私たちのリクエストで、アロママッサージになりました。だってほんとに気持ちいいんですもの。ぜひ皆さんも体験してみてください。

 定員に限りがありますので、早目にご予約ください。


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こめはなやで、アロマテラピー教室が始まります!


  ◆くらしに役立つアロマテラピー(入門編)◆

□■□ 第一回:アロマオイルでマッサージ □■□

 ~お好みの香りの精油でマッサージオイルを作り
  ご家庭でもできるプチハンドマッサージを行います

日時…4月 26日 (月) 
午前の部 10:00~11:30
午後の部 13:00~14:30

場所…こめはなや はなれ 頼母庵 (たのもあん)
定員…各回 先着5名 (各回2人以上で開催)
料金…¥1,500- (材料費込)

講師…鈴木優子
申し込み…こめはなやへお電話ください

<こめはなや>
◆営業時間:10時~17時 (食事は11:30より)
◆定休日:火・水曜日 (5月~11月は火・水・木曜定休)
◆TEL/FAX 0266-46-3022
◆住所 上伊那郡辰野町小野960

※こめはなやでは、毎月第4月曜日にアロマテラピー教室を予定しております
 今後の予定は…
 
5月24日(月)は、「暖かくなるとにおいも気になる~防菌防臭効果をアロマで」
6月28日(月)は、「虫さされが気になる季節~虫よけ/虫さされ対策をアロマで」
(変更になる場合もございます)

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