農家のお菓子とごはん「こめはなや」

2009年12月31日

年の終わりは

 29日地方発送、30日配達、掃除と、フルに働いて今年の仕事収めとなりました。
 31日になって、松飾を作りだす、例年のパターンになってしまいました。




 松と、榊の代わりのそよごを組み合わせて切り、切り口の上の方の皮をはいでいるところです。皮を取るのを「足を洗う」と言います。松に山から来てもらって、山から足を洗っている、のか、足を洗って神事に向かってもらっているのか、さだかではありません。

 ところで29日に、店の掃除や片付けで時間が過ぎてしまい、山に行こうとしたらおおかた暗くなってしまっていました。ちょっと怖いなあ、と思いつつ、山のとば口に行ったら、林道の真中にそよごがひと山置いてありました。たぶん誰かがいらなくなって捨てて行ったのでしょうが、「山の神様が用意してくれてたんだ!」と、めでたく解釈し、ありがたく頂いてきました。周りを見回すと、松も枯草の中にあるではないか。助かった~。ほんと怖かったんです。こんな私でも。ズリズリ滑り落ちるような斜面を登らないと取れないもんで。

 毎年、山に松を取りに入るのは、とってもあらたまった感じですがすがしく大好きなのですが、今年は出来なかったので、新年に山に挨拶に行こうと思います。お餅つきも、一年の集大成と言った感じで、晴れがましい気持ちがするものですが、仕事ともなると夢中でそれどころでなく過ぎてしまいました。



 
ももちゃんと縄ないです。




 
 店用にこんなものを作ってみました。いかがでしょう。




 ストーブの上で金柑の甘煮と、黒豆を煮ながらの作業です。



 松飾は、玄関、神棚、かまどの神さま、井戸の神さま、蔵、守り神の祠の6カ所にします。4か所は注連飾りも作るので、なかなかの大仕事です。今年は店と離れも加わって、なんだか一日かかってしまいました。それでも、それぞれに鏡餅をお供えして、明かりをともしたら、ほんとうにほっとしました。
 一年無事に終わる事が出来ました。お世話になったみなさま、ありがとうございました。
 ブログの訪問者も12月初めに1万人を数え、本当に励みになりました。付き合って下さりありがとうございます。また新しい年もよろしくお願いします。




2009年12月30日

いつか・・・

 お店の名前が「このはなや」から「こめはなや」に変わりました。
 長野の「木の花屋」さんと呼び名が一緒であったため、ご迷惑を色々かけてしまいました。今後のことを考え、早めに変更して、心置きなく仕事をしてゆきたいと思い、今回の改名となりました。「木の花屋」さんの社長さんはじめみなさん、とても気持ちのよい素敵な方々で、ご縁ができてよかったと思っています。なにかしらコラボできたら面白いと話し合っているところです。

 いよいよ芽が出たこのはなや。花咲く日を夢見て冬を過ごします。今後ともよろしくお願いします。

 

2009年12月29日

おもち

 おもちがたんとつけました。
 年々やり方を改良しているので、だいぶ時間短縮ができるようになりましたが、11回分ともなると10時間ぐらいかかってしまいました。まずまずの出来です。2人でその日のうちに全部切りました。頑張ったねええ。




2009年12月28日

Unknown



 雑誌「きっと」の編集をしている、素敵な魔女たちが刷りたての3号を持って来てくれました。





 客席がおもちでいっぱいなので、カウンターでお茶しました。今回の「きっと」にお漬け物の作り方を載せてもらったので、いろいろ漬物を出してみました。ライトの関係で色がいまいちですが。「漬物バー」もいいねえ、とパリパリ食べながら盛り上がりました。

 「きっと」は3人の楽しそうに編集している感じが良く出ていて、写真がとってもきれいな、あったかい雑誌です。
 みなさん、いつもありがとね。

2009年12月27日

90歳を送る80歳

 以前紹介した、お向かいの屋敷のおばあさんが、今日もパウンドケーキを買いに来てくれました。忙しくて手が離せなくて、母に手を引いて送ってもらいました。

明日はもちつき

 今日、27日までで通常営業を終わり、明日はもちつきです。おかげさまで30件近い予約を頂き、初めての大量もちに武者震い!!

 うちのお供えだけ今日作ってしまい、明日は11臼です。玄米もち、豆もち、白もち、黒米もち、エビもち、高きびもち。毎年恒例のいろんな餅たちです。ありったけの大きな容器に浸しました。うまくゆきますように。

 毎日の草餅づくりで、もちさんたちと仲良しになったみたいで、お供えつくりは格段に楽でした。明日もこの調子で頼むよ~。

クリスマスのリース




  アンナプルナ農園レストランで作っていたリースをまねて、山からの素材だけでリースを作ってみました。けど、24日。ようようできました、って感じ。

 ついでに、玄関の看板も「こめはなや」になりました、の写真を。赤とんぼが黄色から赤になりました。こちらも成長したってことかな。



2009年12月25日

新吟醸酒粕汁!うう、うまい!

ごく近所の小野酒造から、出来たての吟醸酒粕を頂きました。ちょうど新巻鮭のアラがあったので、晩ご飯に粕汁を作りました。仕事が終わってから、インターネットを開けてブログ更新などしていると、8時過ぎに家に帰ることしばしば。晩ご飯は簡単メニューになってしまいます。

 この日も、アラをさっとゆでこぼし、水からその辺にあった野菜と一緒に煮て、早めに酒粕をほぐし入れ、塩と手前しょうゆを落としただけです。味を見たら、なんと!!おいし~~い!、過去最高の粕汁かも。

 一番おいしかったのはジャガイモ。男爵が貯蔵している間に、うま味蓄積したのかもしれません。人参も畑に放置して凍っていたものを、今日は幾分緩んだので、掘っておいたのですが、それももちろん使いました。

 漬かり始めの野沢菜を、樽から出して試食しました。相変わらずおいしいなあ。ごはん、漬物、粕汁。それで充分満足の食事でした。おいしかった、でもなんでこんなにおいしいの?不思議です。

2009年12月24日

豆を唐箕にかけました。



 22日の休日。風がビュービュー吹いて、温度も低かったのですが、日差しが暖かだったので完全防備で豆を唐箕にかけました。これ、私じゃないっすよ。母です、母。唐箕の扱いがうまい、と自慢の母に操作をしてもらい、私は運んだり、もち上げたりの補助です。

 仕事がわかっている人と、片つけてゆく一つひとつは、小気味よいものです。一朝一夕にはできないけれど、体に覚え込ませてゆく動きと、風やお陽さまの温かさ、豆の手触り、バラバラと響く音に五感を預ける気持ちよさ。百姓仕事は気持ちいいなあ、と改めて幸せを感じます。

 例年なら、雑穀をたくさん作るので、12月半ばにそれぞれ叩いてふるいにかけておいたものを、一気に唐箕にかけます。高きび、もちきび、えごま、大豆、青ばた、黒豆、小豆と言った感じで、半日仕事になりますが、今年は近所のおばあちゃんに作ってもらた大豆と青ばただけの、さみしい唐箕初仕事になりました。

 それでも、けっこう大変だったので、来年はどうしようかなあ、と弱気になっているところです。



 大豆です。夏に雨が多くてツルボケ気味だったのにも関わらず、きれいな豆が出来ました。春に味噌を仕込むのと、一年ランチの食材として使います。





 こちらは青ばた、と言われる青大豆です。きなこ用。草が大柄で扱いずらいやつですが、きなこにすると、きれいで甘くてやっぱりこれが一番です。


 さああ、これで使えるか、と思いきや、冬の間に使えない豆と、良い豆を選別しないといけないのですよ。ああ、遙かなり食べ物の道。スーパーで袋に入った安い豆を手に取り、何でできるのこんな値段で・・・・。と・・・。
 それでもまだ、えごまなんかのように、洗わないでいいだけマシかあ。


2009年12月22日

年末のおもちの注文を受け付け中です。

毎年年末に、いろんなおもちをついて売っています。日持ちのする焼き菓子やお米類も注文を受けています。

 宅配便は29日発送。店頭販売と伊那方面への配達は30日です。

 以下の商品の他にも、希望があれば手造り味噌などをお分けしています。メールか電話でおたずねください。メールアドレス naooz@po11.lcv.ne.jp

 注文締切は、もうすぐになってしまいましたが25日です。

 尚、年内の営業は27日まで、新年は7日からの営業です。よろしくお願いします。

こめはなや 2009年末 農産物、加工品価格  (送料別)

○もち(一枚50g程度の切り餅です。今年はもち米に少しうるちが混じってしまいました。ごめんなさい。)

鏡餅       小 300g 380円
         大 700g 820円
白もち      100g  120円
玄米もち     100g  120円
黒米もち     100g  130円  甘味が増して歯切れの良いもちです。
えびもち     100g  140円  素干しエビ入り
豆もち      100g  130円  青大豆、大豆、赤紫蘇の梅酢漬け入り
高きびもち    100g  140円  ほんのりピンクのおもちです。

○米
混植なかよし米(玄米)  1kg 850円   500g450円
  黒米2種、赤米3種を含む18種類の品種を混ぜて種まきし育てました。
  白米にそのまま1~2割混ぜ、一晩置いて普通に炊けます。圧力ならそれだけ  でも、また他のうるち玄米に混ぜても大変おいしいと好評です。

黒米    300g  420円
コシヒカリ玄米  1㎏ 650円

○その他
きな粉    100g  250円 (自家製青大豆使用)
明さんの蜂蜜 320g 1800円   560g 3200円(木曽三岳産、日本蜜蜂の赤そ                        ばの蜜、美味です)

○焼き菓子
グラハムビスケット   10枚 250円  (砂糖不使用、地粉、全粒粉、ふすま、菜種油、レーズン、ナッツ類、自然塩)
パウンドケーキ  15㎝×7㎝  800円 (地粉、よつばバター、卵、素精糖、牛乳、レーズン、ナッツ)
酒粕のグリッシーニ 13㎝ 10本 250円 (地粉、酒粕、味噌、白ごま、スパイス、塩)

○生菓子 
手摘みよもぎもち(草餅) 1個 170円(冷凍で発送のため、別途送料がかかります)


使用材料表
米-自家製と小川文昭さん栽培のもの。小麦粉-唐木田製粉の県産小麦粉。素精糖-ポランの洗双糖。雑穀類-自家栽培。大豆、青大豆-自家栽培。ふすま-七草農場有機栽培。レーズン、ナッツ、ごま類-ノヴァの有機商品。菜種油-坂本製油(熊本)純正手絞り油。卵-野間農場(松本)のこだわり卵。自然塩-シママース。酒粕-小野酒造。小豆-ポラン北海道小豆。黒糖-西表島新糖。米酢-ポラン純米酢。味噌-自家製。しょうゆ-自家製、ポランの天然醸造しょうゆ


2009年11月25日

冬用の根菜を埋めました

 小野の冬はかなり冷えて、地表から10センチくらいは凍ってしまいます。若干の葉野菜以外は、露地で冬越しできません。そのため、野菜はその性質に合った貯蔵をします。昨日、大根、人参、紅芯大根を収穫して、土に埋めました。これで春まで食べることができます。

 この写真は露地に埋めたもので、春先用です。ハウスの中にこの倍ぐらいの量を埋めました、雪の中でも掘りだして食べられます。去年は深く埋め過ぎたので、今年は浅くして、その分地上に厚く保温材をかけてみました。

 毎年試行錯誤の農作業です。

お待たせしました!今年の混植米です。

 毎年人気の混植米「なかよし米」を袋詰し、販売し始めました。なかよし米は、18種(進化中)の米を種モミから混ぜて、苗を作り、田んぼで育てたお米です。

 古代米の黒2種、赤3種、また古くからのもち品種も混ぜています。玄米にはもちろんですが、白米に少量まぜて炊くと、もっちリ甘みも増しておいしいと人気で、毎年早くになくなってしまいます。

 栃木の上野長一さんの「いろいろ米」に影響を受けて、地元品種で、高冷地でも栽培可能なものを集めて混ぜました。背が高くて倒れやすいものは、小さいものに支えられ、どれも生き生きと生命力強く育ってくれます。

 穂の出る頃にはノギが白いの、赤いの、黒いの、いろいろ混じってそれは美しく、楽しくて田んぼに行くのが楽しみです。山の田んぼで作っているので、周囲の山やたくさんの生き物たちと調和し、どこかで歌でもうたっているような、何か楽しげな音色が聞こえそうな気がします。

 だから「なかよし米」。
 おいしいお米、を追求するだけでなく、いろいろな個性が調和する強さを大切にしてゆきたい。味わってゆきたい田んぼの仕事です。

2009年11月19日

しょうゆを絞りました。

春に仕込んだ醤油を絞りました。8家族5樽です。17日、18日2日間でしたが、しょっぱなの17日朝は何とみぞれ混じりの雪でした。東京や三重から来た仲間、見学の人も合わせ、25人くらいになったでしょうか。しぼりたての透き通った醤油を何回もなめて、その度「おいしい!!」と言いあい、笑顔いっぱいになる一日でした。



 急きょ、仲間が持ってきてくれたテントを建て、醤油の火入れ用かまどを置くこととし、絞りはハウスで、もろみに混ぜるお湯は露地のかまどに沸かすことにしました。セッティングが終わって、火も焚き始めたところです。


 今年も絞り師の岩崎さんが、北信から遠路、道具一切を積んできてくれました。寒かったけどみぞれの冷たさがすがすがしい朝でした。




 今年のもろみです。これは多分このはなや班のもの。もうちょっと熟成がすすんで黒っぽくなるのが理想ですが。夏が涼しかったせいもあると思いますが、来年への課題ができました。




 熱湯を混ぜ、塩分濃度を調整しているところ。この塩梅が難しい熟練の技です。



 この一樽で、一升瓶30本以上の醤油が取れます。

 この春、みんなの力で建てたハウスが大活躍。中でストーブを焚いて、凍えることなく、濡れるのも最小限で作業をする事が出来ました。ハウス万歳!!みんなありがと!!






2009年11月11日

最後のたくあん

 去年の今頃漬けた、夏回しのぬか漬けたくあんの、最後の一本を食べました。一か月前くらいに樽から出して、冷蔵庫に入れてあったものです。10%の塩と少なめのぬかだけで漬けて、8月頃から食べ始めました。

 塩辛いけど味に深みがあっておいしい。乳酸発酵の旨さ。さっと水につけて少し塩分を和らげてから頂きます。いただく・・と言う言葉がぴったりします。

 今頃まで食べたのは初めてですが、聞いた話では樽を開けずにいれば3年もつのだそうな。3年乳酸発酵ですかあ。高級チーズなみの尊さでありましょうが、食べるのはちょっとこわい気もします。

2009年11月10日

冬の漬物用大根を収穫しました。

 明日から雨、との予報に朝から大根やカブを収穫して洗いました。冬の保存漬け用です。毎年今頃8種類ぐらいの漬物を段々にしてゆきます。いろいろ試しましたが、この頃は定番の漬物だけするようになりました。

 「八州」大根を酢漬けに、白カブを粕と味噌を合わせた漬け地で漬けるのが一番初めです。

 同時にしばらく干すのは、ぬか漬け用地大根と酢漬け用赤かぶ。この二種は来春5月頃まで食べられるので気合いが入ります。一番向こうの長い大根はよくよく干して、しょうゆの搾りかすと塩だけで漬けます。去年試してみたら、それはそれはおいしくてびっくりの味でした。今年もおいしくつけるぞ~!

 あとは月末の野沢菜漬と高菜ですが、今年は播種時期が遅くて高菜が漬けられそうもありません。九州が長くて高菜漬けの大好きな私としては、無念でありますが、まあ、来年の楽しみと言う事にしておきます。

2009年11月8日

Unknown

 玄米もち米100%で作ったおはぎを始めました。粒あんとえごまの2種類です。玄米の強さが、あんやえごまのたれと調和していて、白米のおはぎより断然おいしいと前から思っていました。

 えごまのたれが、これまたおいしくって。食べた人が全員「何コレ!おいしい!」と言ってくれる自信作です。皿までなめたい、なあんて言ってくれる友人も。
 
 我が家では昔から作っていたおふくろの味。ぜひお試しください。

2009年11月5日

小柄な高きび婦人




 こぼれ種で畑の真ん中に一本出来た、背の非常に低い高きびです。初めはトウモロコシかと間違うくらい太い幹。種とリして来年播種してみるつもりです。
 栽培した事のある人ならおわかりですが、とにかく背が3メートルくらいになって、倒れやすくて手入れがしにくいのが高きびなのですが。こんな姿でおいしければいいですよね。スワ!新品種か!なんちゃって。





 神社の前の畑に行ったら、先週植えた1600本の玉ねぎが元気に根を出し、つんと立っていました。寒いのにえらいなあ。今年は小さいのが多くて足りなくなったけど、来年はちゃんと手を入れてやろう。たのむよ、君たち!

2009年11月4日

雨の日のモモ

 離れの土間から。
 雨水の処理やこまごました外仕事に来てくれていた石屋の真平さんが撮ってくれました。モモ、思いきり走りたいねえ。

2009年11月3日

ひとりで歩く強さ

 アジアから平和を作るため
 まず韓国の地と人と和解するため
 韓国一周100日間の巡礼を若者たちと歩いている正木高志さんの日記の中に
 こんな言葉があり、自分の今と重なって思い深いものがありました。
 時折のぞくHPに、いつも励まされいてるような気がします。
 どうぞ今日もみんな元気で、ちゃんと食べて、暖かく寝られていますように。



10月28日 今日の祈り


歩いていたら、こんな声が聞こえてきました。

前でも後でもなく、独りで歩きなさい。
風や木々や落葉とともに歩きなさい。
右でも左でもなく、独りで歩きなさい。
大地とそこに生きるものとともに歩きなさい。
上でも下でもなく独りで歩きなさい。
自分自身の内なる存在とともに 
祈りとともに、マントラとともに歩きなさい。

するとそこに蝶や花や小鳥がやってきて、
虫や動物たちがやってきて、
神々もやってきて、一緒に歩いてくれます。
強くありなさい。
独りで歩く強さを選びなさい。



韓国巡礼/walk9  http://www.walk9.net/


2009年11月2日

しょうゆを搾ります。見学歓迎

 今春仕込んだ、しょうゆもろみの搾り日が決まりました。北信から搾り師の岩崎さんが、しょうゆを搾る船という道具を持ってきてくださいます。見学歓迎ですが、事前に人数などご連絡ください。外の仕事ですので、天候によっては寒くなるかもしれません。防寒の上着などご用意ください。

日にち  11月17日(火)終日・18日(水)午前中

場所   このはなや

連絡先  0266-46-3022


 私たちも3年前に友人宅の搾りを見せてもらい、そのおいしさ、楽しさにはまってしまいました。実際やってみると、仕込み、管理を通じて、仲間達とのつながりが深まった事が一番のうれしいことでした。

 もちろんしょうゆもおいしくて、店でどんどん使っています。先日はこのしょうゆで大根の拍子切りを浅漬けにしてみたら絶品でした。

 米、みそ、梅干し、しょうゆ。これさえあれば、の皆さんがそろって、ことしも安心して一年を収めることができそうです。

2009年10月29日

草樹の縄の講習会 2回目のお知らせ

 好評につき、セノさんの、草樹の縄の綯い方講座第2回目を行います。
寒くなるので、急いで企画しました。

11月8日(日)10時より。実習材料、このはなやの昼食、おやつ&お茶込み4000円です。

電話かメールでお申し込みください。

電話 0266-46-3022 
メール naooz@po11.lcv.ne.jp

2009年10月27日

何年も石で刃を研ぎました。

 畑をトラクターで起こしていたら、ヤンマーのおじさんに「変だ。刃がなくなっていないか」と言われ、見てみたらあらあらすっかり鎌のように細くなっていました。




 農家の常識だったでしょうに、まったく認識なく。このような姿になっていました。石まじりの多い土地では、一年ですり減ってしまうこともあるそうです。この石間にしては、持った方だといわれました。
 上の黒いのが新しい刃、下のが使っていたものです。これじゃあうまく起こせないわけです。「折れてなくてよかった。折れて田んぼに入ると危ない」と言われましたが、危機一髪ですね。




 早速、愛車を修理してもらいました。ちびちびのトラクタですが、強い味方です。人力の足りない、しかし、面積はそこそこの山間地では、選択肢なく機械力が頼りになってしまいました。

 一方で、自然農とか、化石燃料を使わない暮らしを理想と理解しながら、現実の暮らしはかけ離れていてジレンマを感じますが、それもまた「今」として受け入れたいと思っています。

無事脱穀を終えました

 晴天が続いてくれたので、22日に脱穀を終えることができました。始めての機械に緊張気味のゆっこちゃんと、伊那から手伝いに来てくれた石原さんです。

 石原さんはミュージシャンの息子さんも連れて来てくれて、驚くほど仕事がはかどりました。脱穀した日にハザを全部片付け終えて、米の半分を袋詰めできたのは初めてでした。休みが少ないので本当に助かりました。重いお米もほとんど運んでもらい、いやはや感謝感謝の一日でした。

 それにしても、今年は収量が少ない!天候のせいでしょうか。よく出来ているように見えたのですけどね。まあ、無事取り入れができれば上々です。新米の味が楽しみです。

草たち共存

 玉ねぎの床を作る為に畑に行ったら、見事な小さな草たちの絨毯ができていました。ちょっと見るだけで、ハコベ、ナズナ、ハキダメギク、ノボロギク、アカザ、スベリヒユ、ホトケノザなどなど。びっしりと共存している姿が美しくてしばし見とれました。
 草木が伸び、茂る力の象徴が「このはなさくや姫」なのだと聞きました。たゆまなく芽を吹き、伸びる様々な緑に抱かれることのできるこの国は、何と豊かなのでしょう。

 委託販売から初めて、間もなく一年になろうとするこのはなやですが、都合により店名を変える事になりました。名前はまだ無い。なあんてかっこつけている場合ではないんだけど。よい名前があったらご一報ください!

 まあ、言うなれば脱皮でしょうか。って、早すぎるか。中身は相も変わらずでございます。
 

紅葉

 お神明様の大ケヤキの紅葉が始まりました。
今年はお世話になりました。なんだかぐっと身近になりました。いつまでも見守っていてください。

稲刈り二日目

 13日。線路沿いの一反の田圃を刈り終え、山のゆっこちゃん担当の田んぼの稲刈りも、午後には終えることができました。


 午前に終わった明神もちのはざ架け風景です。




 やまのたんぼに移ってまずは昼ごはん。わーい。おなかすいた!




 メニューは栗おこわと根菜のお煮しめ。青菜のごまあえと南瓜コロッケ、車麩のフライ、カラシ菜のおつけもの。



4人もお手伝いが来てくれて余裕なので、ゆっくり頂きました。



 はざ木を運んでいるところです。山の木が生い茂って、昔は山の際まで稲が作れたのですが、今は陽が当らなくなったので半分以下にしています。みどりの大きな草はマコモです。干してお茶にする予定。

 この後ろの山から、このはなやの梁やテーブルにした3本のヒノキと、トイレの腰板になったサワラを伐り出しました。木材に、米に、お茶に、山の恵みそのままに頂いています。その上、気持よく働くうれしさまで。こころより感謝。


稲刈りを始めました。

 12日午後、イベントの翌日で、少々疲れ気味ではありますが、天気の崩れも心配して稲刈りを始めました。
中古で買った古い稲刈り機がカタカタ刈ってくれました。



 この日は、またまたはなちゃんが、今は逗子に転居してしまったけれど、このはなや応援団の三輪さんを連れて半日手伝ってくれました。


 ああ、野良で飲むお茶の、おいしさ楽しさ。




 
もうしまいかけの野菊も咲いてる。


2009年10月18日

至福の時間

 八ヶ岳自然文化園から、はなちゃんが菩提樹の実を取って来てくれました。初めて見ました。なぜか暖かいところの木と思っていたので、標高の高い所にあってびっくりです。

2009年10月14日

八ヶ岳クラフトに出店



 
 八ヶ岳自然文化園のクラフト市に店を出しました。10日、11日の2日間で、130ブースの出店規模。まとまりが良くていい感じのクラフト市です。店の営業は休めないので、友人のはなちゃんと、私の妹の利依さんが売り子さんを代ってくれました。

 売りものは、玄米と雑穀ご飯のおむすび、栗おこわ、五目おこわ、よもぎもち、スコーン、グラハムクッキー。他にうちのコシヒカリ玄米、明神モチもち米、黒米を袋詰めして並べてみました。

 上々のお天気に恵まれて、一日目におむすびが少し残っただけで、翌日は2時頃に完売し、初めての大きなイベント参加がうまく行ってほっとしています。朝から200個のおむすびや80パックのおこわを作りましたが、時間通りにうまくできて自信になりました。冬の間、毎日せっせと直売所などに出荷していた経験があったからできたねえ、と言い合っているところです。





 「どこかで食べた味だと思ったら、店に行って買ったことがあります。」とよもぎもちを食べたお客さまから声をかけられたり、何人もから店に行きましたよ、と言われたそうです。うれしいですねえ。

 店をやりながら出店できるかと、一時は弱気になってやめようかとも思ったのですが、頑張ってやってみてよかったと思っています。

 もう締切を過ぎていたはずですが、出店を受け入れてお世話いただいた実行委員のみなさま、ありがとうございました。そして何より、朝2時過ぎから手伝ってくれて、楽しみながら売ってくれたはなちゃん!それから前日から設営して撤去までしてくれた利依さん、本当にありがとう!!また来年も行けたらいいな。


2009年10月6日

村祭り



 10月第一土曜、日曜は村祭り。初期中山道だった街道沿いには、提灯がかけられます。女所帯のこのはなや、土曜日の夕方に仕事の手を休め、提灯をかけました。夜に火を入れるとなかなかきれいです。

 看板も初めて見る祭りの景色に、ちょっとうれしそうでした。残念ですが忙しくて屋台や長持ちの写真は撮れませんでした。


2009年9月27日

駅前フェスタに出店しました。

 今年初めて、両小野振興会が企画した「駅前フェスティバル」に出店しました。

 この日は「たのめの里の歴史・文化一般公開」と合わせると言うことで、小野宿問屋と、小野光賢・光景記念館(この二軒は、このはなやのすぐ近所)と、古田記念館(筑摩書房創始者の生家)の公開も同時に行われました。

 初めてということでどうなるかと思いましたが、記念館めぐりをされる人もかなりおられ、駅前もにぎわいました。おかげさまでこのはなやの商品もおおかた完売しました。一番人気は栗おこわだったようです。

 いつも総出でかっこよく決めている「小野酒造」の隣で、看板もないこのはなや。まあ、ぼちぼちでんな。ゆっこちゃんの笑顔が売りです。が、その笑顔も、同時に開けている店が忙しくなって呼び戻され、他の方々に助けてもらう始末で。いつも迷惑をおかけしてすみません。

 いつも静かな小野の里が、今日はなんだか賑やかで、なかなか良い雰囲気でした。皆さんお世話になりました。ありがとうございました。

 

おこわを再開しました。

 26日より、岡谷の自然食品の店「カンビオ」に、加工品の出荷を再開しました。雑穀ご飯のおにぎり、玄米ごはんの塩漬けシソまきおにぎり、おこわ、よもぎもちなどです。
 
 久しぶりにおこわを作りました。冬のにおいがします。今日は五目おこわ。
 他にひじきおこわ、笹まきおこわ、お赤飯などがレパートリーです。気分で変えてやってきました。暑くなってからはちらし寿司を作りましたが、7月、8月はいたみが早いので、休ませていただいていました。

 五目おこわに、春はふきやわらびを使ったり、お赤飯に桜の花をのせたり、なかなか楽しめます。今日はまいたけの塩炒めをのせてみました。

 早朝の冷えた空気の中で、おこわを蒸す湯気が勢いよく上がる様子を見てたら、そんなに早く季節が過ぎないでほしいな、とふと寂しくなってしまいました。

ツリーング体験会をしました。



9月22日に、なるには塾でツリーイング体験会を開きました。なるには塾とは、2001年から始めた山仕事塾で、うちのさささやかな山を使って続けてきたもので、県内よりも都会からの参加者が多い塾です。

 2000年に一年間通った、伊那のKOA森林塾で出会った浜田久美子さんから、「佐久の財産区の山で“愉快な山仕事講座”をやっているのだけれど、個人の山で講座をやってみたいと思うから、小澤さんのところでいかが?」と、声をかけてもらったのがきっかけでした。

 3年間ぐらいは年間10回講座で、山の見方、測量、木の調査法、間伐、伐出、作業道の作り方、除伐、下刈、間伐材を使った薪小屋つくり、などなど色々学んで来ました。4年目ぐらいから同窓会形式にして、年に1、2回の取り組みを続けてきています。

 地元の人たちも巻き込みたい、山に関心を持ってほしいということで、イベントもやってきました。小学校の3年生全員と、山で落ちているものを拾ってマッチ一本で火をおこし、チャパティを焼く、というイベントは本当に楽しくて。今でも店に来られたお客様が、「うちの子供はあの時の3年生で、楽しかったと今でも言っています。」などと声をかけてくれます。
 その年は畑で小麦も育てていたので、3年生に小麦を1つかみずつ刈って持って帰ってもらい、ミルで粉にして、その粉を使いました。

 
 さて、ツリーイングです。
 ロープを大きな木の枝にかけ、からだを預けられるハーネスをロープにつなぎ、足で踏みこむ力を利用して、安全に確実に高いとことろまで登れる木登りの方法です。

 



 なるには塾のメンバーの中に、ツリーイングのインストラクターが何人もいることから、このはなやの開店記念にイベントをしてくれることになったものです。初めて見るツリーイングでしたが、小さな子供たちがロープをちゃんと操作して、高い枝の上までどんどん登ってゆくのをみるのは、本当にびっくりでした。実際にやってみると、慣れてくると調子よく登れるようになり、なかなか楽しいものでした。10人ぐらいの子供たちと、もっと多くの大人たちが、この日、金色になった田んぼが広がる景色を高いところから楽しみました。


 地元ケーブルテレビが丁寧に取材してニュースにしてくれました。HPで動画が見れますので以下のアドレスから、「過去のニュース」「ツリーング(辰野町)」で開けて見てください。

http://www.lcv.jp/service/lcv_tv/program/news_search.html


 今回は、思いがけず、店の正面に毎日見ている五十鈴山神明宮の参道脇の大ケヤキをつかわせてもらえることになり、なんだか感無量のものがありました。神社を管理している会の方々には、親身になって頂き本当に感謝しています。

 お世話になったインストラクターの加納さんと近藤さん夫妻が、前日からロープをセッティングし、枯れた枝をチェーンソーやノコで切って落として、整理してくれました。すべて終わってから、ケヤキの木がすっかりきれいになって、すがすがしくすっきり立っているのをうれしく眺めながら、みんなでお茶を飲みました。木もなんだか嬉しそうでした。




 いやいやそれにしても、インストラクターの皆さん、カッコよかったなあ。一人ひとりに丁寧に教えて、木のぼりを補助している姿もよかったけど、木の上で作業しているのもカッコよかった。
 楽しみながら、作業もしながら、木に包まれている感じがする。ツリーイングに夢中になってしまう魅力も、なんだかわかったような気がするワタシ。でも、高くて不安定な所が苦手なのよねえ~。ホントは~。



 ヒマなメンバー向けに合わせ技で、黒米の稲刈りもしました。盛りだくさんで楽しい1日でした。久しぶりに会ったみんな、ありがとね!!また来年会いましょう!



2009年9月17日

ママチャリの天使さん

木曜日は店の仕込の日。朝7時に、冬に向けてのよもぎ貯蔵をするべく、露よけの合羽を来てよもぎ刈りに行こうと裏口を出たら、ママチャリに大きな荷物をつけた女の子が、ニコニコ挨拶をしてきました。

 「店はまだですよね~」と日本人の顔だけど、片言で話しかけてきた様子がとっても気持ち良くて、思わず「お茶飲む?」と言ってしまいました。

 聞けば昨夜は、松本あたりの川のほとりでテント張って寝たそうな。「出発は?」と聞けば、「宮城から」!と。「どこ行くの?」「名古屋」「そりゃ、道違うよ。」「どこまで行くの?」「沖縄」いいねえ。
 
 背負ってきたというデカイ金属製の楽器を奏でて見せてくれました。UFOみたいな形でとてもきれいな音にびっくり。ハング(ングはほとんど発音しない感じ)というスイスで9年前に作られた新しい楽器なんだそうです。



 それから一日、種まきだの、よもぎちぎりだの手伝ってくれて、とうとう泊まってゆきました。

 昼休みに、みんなでハングで遊びました。メロディーを奏でるくぼみがいくつもついた表と、裏には真中に穴が開いていて、打楽器になります。ほとんどインドのタブラの音にそっくり。2人で弾くこともできます。

 

 一人でハングを立てて両面を弾くと、打楽器とメロディーを同時に奏でることができます。どこかで聞いた音!そう、タブラとサントゥールの音そっくり!ほんとにびっくりです。サントゥールはインドの弦楽器ですが、グランドピアノをうんと小さくして小さくして、小さな薄い木製のばちで、張った弦を叩いて奏でるような、繊細で透明な音を出す美しい楽器です。

 ひとしきり、懐かしい音色に浸ることができました。

 夕暮れ方まで、よもぎの葉っぱちぎりの手伝いをしてくれました。何を話しているのか、大笑いの声が響いていました。



 よく朝、ハングの穴に寝袋を詰め込んで背負ってままチャリに乗る、まりちゃんの姿を写真に収めようと手ぐすねを引いて待っていたのですが、たまたま来た自然食品店のカンビオさんの車で、木曽街道まで送ってもらう事になり、突然の別れとなりました。良かった、でもチョー残念。

 たのしかったよー!カナダから来た天使さん。底抜けに明るい笑い顔をありがとう。あなたのことだから大丈夫だろうけど、気をつけて。沖縄まで行けるといいね。

2009年9月16日

種のひみつ



 大根たちが順調に大きくなっています。
 ところが大根より2週間も前に蒔いた菜っ葉類が全く芽を出さず、雨も間には降っているので、何かの虫に食われてしまたのか、と思っていました。これはいよいよ蒔きなおさねば、と思っていたら、12日のしっかりした雨の後、ぽっちり芽を出しました。 





 間には水もかけたし、でも、全く変化なしだったのです。種には「しばらく晴天続きだから芽を出さない方がよい」と感知する能力があるのでしょうか。野菜の種まきをするようになってもうすぐ10年ですが、初めて気がついた今年です。

 それにしてもこの畑。土より石の方が多い、と冗談で近所の人たちと話しているのですが、画像で見るとあんまりひどくてがっくりします。昔、河原だったとか。

 「小澤さんちの野菜はおいしい」と友人たちが言ってくれるのですが、こんな土に堆肥を入れて作り続けているからこそ、なのかなんなのか。種に聞いてみたい気がします。

2009年9月15日

洋ナシのワイン煮

 妹の婚家は梨農家だったということで、リタイアされたお父さまが果物をいろいろ作っておられます。先日洋ナシをたくさん譲ってもらいました。昔懐かしいバートと言う種類です。

 今はラフランスだの、ル・レクチェだのといった、酸味うま味の濃い、追熟のゆっくりした種類が主流ですが、私の子供のころはこのバートばっかりでした。裏の畑は全部洋ナシの木で、袋かけも手伝わせられた覚えがあります。蔵の床に収穫した青いなしを並べて追熟させるのですが、黄色くなり始めると全部一気に黄色くなって、すぐぶよぶよしてしまうので、大して儲けにならなかったなのではないか、と今は思います。

 黄色く良く熟したものはプレザーブに、しっかりしたものは赤ワインで煮てビン詰しました。とても美味しく出来ました。

 洋ナシが黄色になると、稲刈りの季節。田んぼでお茶の時間に食べるのは、洋ナシと青いブドウのナイアガラと決まってました。ちょっと湿った田んぼの土に、稲を刈った株が並び、ぽつぽつとブドウの皮なんかが落ちる景色が、目に焼きついて思いだされます。

 今年は夏の日照時間が少なくて、稲の成熟が遅れ気味。稲刈りにバートはもう食べられないようです。

思いがけないミニライブ

 お友達からカレーがおいしいと聞いて、と、お食事に来られた方が、オカリナを吹いてくださいました。その時は女性2人が静かに食事されていて、雨のあとのピカピカ天気で気持ちよく。BGMで「埴生の宿」が流れたのを聞いて演奏したくなったそうです。

 気持ち良い空間にやさしい音色で、懐かしい曲をいくつか演奏してくれました。母とよもぎの葉っぱちぎりをしてくれていた川久保さんも呼んで、みんなでうっとり聞かせてもらいました。

 もうひと組のお客様は看護士さんと言うことで、ぜひ病院で演奏会をしてほしいと、これまた思いがけない展開になり。店がこうした出会いを作ってゆくっていいな、とまたうれしくなりました。

 きょうも、またまたありがとうの一日です。

2009年9月12日

名古屋よりのお客さま

 酒蔵探訪の「一合一笑の会」の皆さんが、大型バスで来られました。
 一合飲んでひと笑い、で、一期一会の愉快なみなさんでした。小野酒造で利き酒をしてから、このはなやでの昼食です。離れは18名くらいがちょうど良いのですが、22名ということで、ちょっときつきつ。
 いやになるくらい晴天続きだったのに、この日だけしっかり雨になり、電気をつけての昼食で残念。でも、楽しかったと笑顔で出発されてほっとしました。
 
 おつまみになるようなおかずを詰めた松花堂弁当に、小野酒造差し入れのお酒で楽しそう。ウドちゃんのテレビを見てこられたということで、食後に出したよもぎもちも喜ばれました。初物でマツタケがほんの少し取れたので、マツタケ酒をサービスしました。

 遠くまでありがとうございました。

2009年9月8日

大きなオタマジャクシ

 店の玄関前の、石のくぼみに住む「なまず君」です。この大きさでもニホンアマガエルのオタマジャクシです。多分。

草樹の縄の講習会をしました。

 草樹の縄、ない方講座をやりました。晴天でとても暑くなりました。
参加者は飯島、駒ヶ根、伊那、東京から10名になりました。講師のセノさんは、新潟の草樹の縄を作っている「はつめの会」に通って支援してきた方で、本業は鍼灸師です。



 ひとしきり山裾まで、使える植物や木の観察に行ったあと、蔵の出し梁の下で実習しました。
 このはなやから山は目の前ですが、中央本線の小野川にかかった鉄橋を渡らないと行けません。これもまた楽し。アカソ、くるみ、スゲなどを見ることができました。

 さて、なった感じは・・・と、報告者の私は店で仕事をしていて、詳しい事が分かりません。が、みなさん上手になっていました。売れそう?かも。きっと材料を用意する方が大変なのかもしれませんね。

 昼ごはんは、離れの「頼母庵」(たのもあん)で松花堂弁当を食べていただき、午後もひとしきり実習をした後、醤油の天地返しの見学をしていただきました。

 店でゆっくりよもぎもちとお茶のティータイムを楽しんで、本日の講座のお開きとなりました。みなさん、残りの材料とできた縄を持って、楽しそうにお帰りになりました。よかったよかった。店を営業しながらの講座で、行き届かないところもあり、反省する点もありましたが。初めてのこのはなやの講座としては、まずまずだったと思います。

 これからも面白い講座を企画してゆきたいと思いますが、場所の提供だけでも対応できます。そんなに広くはありませんが、軒下や土間、頼母庵など使えば、結構面白いことができそうだと、今回の講座をやって思いました。

 縄の講座の二回目も、もう少し先に計画したいと思います。またお知らせしますね。


2009年8月28日

作ったよ



春は店の開店準備と日々の加工品販売で忙しく、田んぼの仕事以外は全くできませんでした。夏野菜の種まきもできなかったので、2000年にUターンしてきて以来の友人である、草間舎の瀧沢さんから毎週野菜のセットを届けてもらっています。

 草間舎とは名ばかりで、瀧沢さんの丹精こめた畑はいつも見事に手入れが行き届き、びっくりするほどきれいなのです。初めて畑を見せてもらったとき、ネットもしてないのにキャベツにモンシロチョウが付いていなくて、ほんとうにびっくりしました。無農薬、無化学肥料で長年研鑽してきてる人の畑は土が違うんだろうと、うなってしまいました。

 今日は、メインの「豆腐ステーキ、なすのジンジャーソース」だけは決まっていたのですが、あとは草間舎の野菜セットを見てから決めようなんて、いい加減。

 数軒先の小野酒造で働いている松本さんが、親切にいつも瀧沢さんちからセットを運んできてくれるのですが(ああ、ほんとにありがとうございます!!)箱を開けるのがドキドキ楽しみです。

 おお、きょうは南瓜が入っている、とか、オクラ、だったりツルムラサキだったリ。甘ーいトウモロコシやトマトは定番です。家庭用ならたぶん量が少なめで種類が多いのかもしれません。

 さあ、どうしましょう。結果、こんな風になりました。



 ニンニクを効かせたなすの甘辛ソースにしょうがのすりおろしをたっぷり入れ、カリッと焼いた豆腐にかけます。細切りのしそを乗せ香りをさらにプラス。付け合わせに草間舎のおいしいトマトとうちのスライス玉ねぎ、みょうが、ルコラをしょうゆドレッシングで。

 小鉢は南瓜を見て作りたくなって、南瓜サラダにしました。畑のきゅうり、ジャガイモ、草間舎のいんげん、野間農場の茹で卵。南瓜の甘みがうれしいおいしいサラダになりました。

 味噌汁はツルムラサキ入り。つけものは去年漬けた夏回しのぬか漬けたくあんに、きゅうりのぬか漬け。箸休めはもちろん甘いトウモロコシです。

 毎週、少しずつ変化する草間舎の野菜たち。おかげで自分の畑のように変化し、季節の移ろいを感ずることができます。本当にありがとう。箱を前に頭をひねる楽しさもありがとう。これからもよろしく!!

 草間舎の野菜セット、取り寄せできます。電話は0265-78-5190 瀧沢さんそっくりの、しっかりして端正な野菜が届きます。おいしいっすよ!!
 

2009年8月27日

正木さんの新刊「蝶文明」そしてwalk 9韓国巡礼へ

 正木高志さんの新刊「蝶文明」が、さんこう社より出版されました。二つの章からなっており、一つは環境問題の解決を先住民の精神に、もう一つは戦争のない世界を作るための方法を、東洋の仏教精神に求めた試みであると説明されています。
 
 私にとってはとりわけ2章の「一つの地球へ」の中で、日本は、朝鮮から勢力戦争にやぶれて渡ってきた百済人がつくった国だという話が、じつにおもしろかったのです。天皇家のルーツも面白い。
 
 確かに「アメリカインデアンが、渡ってきた欧州の人と文化を取りいれて、アメリカを作ったなんて誰もいわないだろう。同じように、戦いをしなかった縄文人は迫害されて、渡来人たちが日本国をつくったのだ」と言われてみれば、納得。

 では、同じ民族の、恨みや復讐の争いが連綿と現在まで続いているということか、と思うと目からウロコの気がするのです。韓国の人達と本当に分かりあい、つながる大切さが平和への第一歩であること、その為には何としても憲法9条を選びとらねば。などなど。私が拙い説明をしてうまく伝わらないといけないので、ぜひぜひ本を読んでいただきたいと思います。

 店でも売っていますが、直接送ってもらう場合は、森林ボランティアグループ「森の声」に、電話でご注文下さい。
電話 0968-27-0212
ファックス 0968-27-0206

 本気で戦争のない世界を作るために、この9月9日から100日間の「韓国巡礼」を始める正木さんには、この道しかないという確信があるし、読んでいて元気になりました。
 
 2007年のWalk9の時は知る人ぞ知る、と言う感じで歩きだしたのですが、今回の韓国巡礼は、全く盛り上がりが違うと感じています。先日届いた案内のフリーペーパーもずしりと存在感のある、また広がりのある力強いものでした。きっと成功して新しい時代の始まりになるだろうと、そんな予感がするものです。

詳しくはHPをご覧ください。 http://www.walk9.net/


2009年8月26日

実るほど

 実るほど、こうべを垂れる、その後のひまわり。

大麦脱穀

 

ももにゃんと、大麦を脱穀しました。脱穀、と言っても、今年はこぼれ種で勝手に育ったものを干しておいただけなので、ほんの少しです。
 沢山作った時は友人から動力の脱穀機を借り、少ない時は足踏み式の脱穀機に、えっちら登場いただくのですが、今回はたたき棒で叩いて、ふるいにかけました。
 
 蔵の軒先で、秋めいた風に吹かれながらトントンやるのはなかなか楽しい仕事です。「なんだか久しぶりに、のんびりした仕事でいいねえ」と言い合ったものです。去年のもちキビたたき以来かなあ。

 この頃、水曜日は農作業日にしています。この日は白菜の鉢上げと、陰干ししていたジャガイモをそれぞれにコンテナに入れて地下のムロに収め。大麦を叩いてから、いっぱいになってしまった生ゴミのコンポストを移動しました。

 そうそう、ようやく稲苗のプールを撤去して、ビニールを洗いました。もう稲刈りも近いのですが。さいごに残ったオタマジャクシ2匹は、店の玄関前の石をくりぬいた水場に放してやりました。先客のメダカ2匹とは、うまく共存しているようです。
 2匹のうち、1匹はは本当に大きくて、顔もなかなかふてぶてしく、(オタマジャクシではありますが)ナマズのような顔つきです。うまく写真が取れたらブログデビューしてもらいましょう。



 こんな小さな水場です。ホテイアオイの繁殖力のすごさにはびっくりしました。時々ひと固まりずつ撤去しないといっぱいになってしまいそうです。メダカのおかげでぼうふらがわかず、いつもきれいに保たれています。

 この日は、ねぎや種まき用の床に、去年作ったたい肥を入れて土を寄せていたら陽が暮れてきました。いろいろ出来て満足満足。晩ご飯に味がのってきたトマトを頂き、また満足な一日でありました。

2009年8月25日

畦モヒカン刈り

 よーく伸びた田んぼの畦草を刈り始めてから、イナゴやササキリ達が、畔から田んぼに大移動するかも、と心配になり。モヒカン刈りにしてみました。若い穂の中の、甘い汁は魅力に違いない。畦にイネ科植物を残しておけば少しは違うかも。

 効力があるかどうかわからないけど、やれる事はやってみる。かなり変な奴だと、周りのオジサンたちに思われるに違いない。でもたんぼによけりゃあいいもん。(なにを今さら、という声が聞こえそうだ。)

2009年8月20日

稲穂が出そろいました



例年より1週間ほど遅い感じですが、稲穂が出そろいました。右側は明神モチという種類で、ノギが白くて長いのが特徴です。モミは少し赤くなりますが、中は白く、味の良い米です。背が高く、倒れやすいので、すっかり栽培されなくなりましたが、昔から上伊那で作られていた品種です。
 左はコシヒカリ。一日に、一、二回通る3両列車がたまたま通りました。



 かなりいい出来です。過去最高に省力栽培したのに。えらい!ありがとう!
 手前から、黒米、コシヒカリ、明神モチです。



 田んぼはいろんな種類のクモがいっぱいです。これまた、ありがとうクモたち。この穂は黒米でした。